究極の心地よさを求めて祈りに包まれた
フランキンセンス・ハウス

(2015.07.22)

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アッシジで得た出会い
アーチのような緑の木々が続く坂道を登ると、まるで丘の上に建つ教会のような一軒家が現れる。自らデザインする雑貨やセレクトグッズを扱う『マチルド イン ザ ギャレット』、『フランキンセンス+ショップ』のオーナー・酒井しょうこさんが、長年の思いと経験を活かし完成させたのがこの自邸。

「サン フランチェスコ バジリカのような、小さな修道院がイメージです」。家を建てようとプランニングしているときに、たまたま訪れることになったイタリアの巡礼地アッシジと聖人フランチェスコに強く惹かれたというしょうこさん。「サン フランチェスコ バジリカの前の修道院に2週間泊まって、とても影響を受けたんです。それまではイギリスのハーフティンバーの枯れた感じにしようと思っていたのですが、方向転換しました」。

生まれてすぐに洗礼を受けたしょうこさんは、敬虔なカトリック教徒。環境保護の聖人である、聖フランチェスコの簡素を旨とする精神に触れ、ナチュラルでシンプルなものの美しさに気づいたという。その教えから得たインスピレーションが、家づくりのテーマとなった。

詳しくは Web Magazin 100%LiFE へ → http://100life.jp/feature/19840/