2009年のスタートから今年で7回目の開催になる『トウキョウアートブックフェア （THE TOKYO ART BOOK FAIR ）2015』。

ZINEやアーティストブックをつくるアーティスト、出版社が直接読者、来場者と触れ合い交流できる貴重な機会となっています。

ZINE、アートブックのアーティスト、出版社のブースへの出店は約300。日本のみならずアメリカ、スイス、韓国、ドイツなど世界各国からの参加があり、企画展、トーク、パフォーマンス、フード屋台など、アートフルに楽しめるイベントです。

回を重ねるごとに規模、内容が充実してきていますが、2015年、フェアは新しいタームに入った感。
今年からはディレクターにこれまでの『ユトレヒト』江口宏志さんから『POST』の中島佑介さんにバトンタッチ、中島さんと『Paperback』オリヴァー・ワトソンさんとの2ディレクターになりました。新たなるセクション２つもスタート。国ごとにフィーチャーする「ゲストカントリー」、世界展開も積極的に行う国内外アーティストを紹介する「インターナショナル」のふたつで、「ゲストカントリー」はスイス、「インターナショナル」ではオランダのグラフィックデザイナー、イルマ・ボームにフォーカスします。

19日(土) 11:00-18:00のライブパフォーマンス　LIVE PERFORMANCE「SPBH: TKY > AMS > NYC」
は、ロンドンを拠点とする『Self Publish, Be Happy』がアメリカの出版社『Aperture』と共同で『Self Publish, Be Happy: A DIY Photobook Manual and Manifesto』を発行することを記念した一大イベント。

東京『THE TOKYO ART BOOK FAIR』、アムステルダム『UNSEEN PHOTOBOOK FAIR』、ニューヨーク『NY ART BOOK FAIR』と、３都市で同時期に開催される３つのアートブックフェア会場を結んでの本造りが行われます。各会場ではアーティストたちが『Self Publish, Be Happy: A DIY Photobook Manual and Manifesto』にインスパイアされた作品を制作。

その模様は『Self Publish, Be Happy』のウェブサイト　　で中継され、それらの作品を「Self Publish, Be Happy」のディレクター、Bruno Ceschel　ブルーノ・ケシェル　とデザイナーのAntonio de Luca　アントニオ・デ・ルカ　が編集・デザインをし完成させます。9月20日（日）に『Aperture』と『Self Publish, Be Happy』のウェブサイトから無料ダウンロード出来るようになるというもの。東京会場では写真家の赤鹿麻耶さん、うつゆみこさん、滝沢広さんが登場します。

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アムステルダム /、イザベル・ウェンゼル　Isabelle Wenzel、ヤープ・シーレーン　Jaap Scheeren 、ジャスティン・ジェームズ・レード　Justin James Reed。

ニューヨーク / モーリス・ファン・エス　Maurice van Es、ソフィ・ネス＆カーメル・サフディ　Sophy Naess and Carmelle Safdi、濱田祐史、ジェイソン・フルフォールド　Jason Fulford