全てがわかる『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル』
(2016.12.31)近年の北欧デザインブームのさきがけ。
1951年、フィンランドはヘルシンキで創業されたデザインハウス『マリメッコ(Marimekko)』。近年の北欧デザインブームのさきがけとしてしてムーブメントを牽引、暮らしを彩るファブリックのみならずファッション、アクセサリー、食器、etc….今やすっかりおなじみです。創業者のアルミ・ラティアは夫のヴィリヨが買収したプリンテックス社を前身にファブリックとそれを使用した洋服のデザインからスタートしました。Marimekkoとはフィンランド語で「小さなマリのための服」の意味。その後インテリア、生活雑貨、アクセサリー、ジュエリーまで暮らしに関わる様々なデザインを提案して来ました。この初夏、アルミの生涯を描いた映画『ファブリックの女王』も日本公開され大好評を博したのもの記憶に新しいことです。東京『Bunkamura ザ・ミュージアム』ではそのデザインの原点から現在に至るまでの歩みを振り返ることのできる大展覧会が開催されています。
展覧会は3部構成。
1 INTRODUCTION はじめに―マリメッコとは?
2 TIMELINE marimekko 1951-2016 マリメッコの歩み
3 THE ART OF DESIGN デザインの芸術
1ではマイヤ・イソラによるデザイン、ケシの花をモチーフとした『ウニッコ』はじめ1950年代~2000年代のデザインファブリックの紹介。2ではジャクリーン・ケネディに愛用されたことから一気に世界的ブランドとなっていった1960年代、一世風靡することとなるバッグを送り出した70年代など現在までの歴史を辿ります。3では原画デザインから製品化までの工程をマリメッコ本社の工場からの映像を交えて紹介します。全200点以上にのぼる展示作品から『マリメッコ(Marimekko)』の創作の原点を体感してみてください。
*Bunkamura 6Fル・シネマでは 2017年1/2(月)~6(金) 連日19:50~、『ファブリックの女王』の特別上映もあります。展覧会の半券で200円引きの特典あり。
『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル』
会期:2016年12月17日(土)〜2017年2月12日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
問い合わせTEL.03-5777-8600
時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)、12月31日(土)を除く金・土は21:00まで(入館は20:30まで)
休館日:2017年1月1日(日祝)
観覧料 :1,400円、学生:1,000円
主催:Bunkamura、フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社
協賛:こだま印刷、アフタヌーンティー・ティールーム
後援:フィンランド大使館
協力:Visit Finland(フィンランド政府観光局)、フィンエアー、フィンエアーカーゴ