Gulliver from パリ(たなか) – 85 - ギュスターヴ・モロー美術館、螺旋階段の魔法。 ギュスターヴ・モロー美術館の主役は、優雅な螺旋階段だと思う。 フランス文学が元気だった時代に、何かの成り行きでユイスマンの『さかしま』という風変わりな小説(とい … (2010.12.20) Gulliver from パリ(たなか) – 84 - 12月のパリ、雪のカフェ。 5区、ギャランド通りとダント通り角のカフェを横目に、モベール・ミュチュアリテの朝市まで買物に。 今年のカレンダーも最後の1枚になった。フランスの写真家ロベール・ … (2010.12.13) Gulliver from パリ(たなか) – 83 - ルートヴィヒ、映画の記憶とノイシュヴァンシュタイン城。 ホーエンシュヴァンガウ城の庭から望むノイシュヴァンシュタイン城。 今年の夏に東京へ帰ったとき、友人の典子さんから南ドイツ観光ツアーに誘われた。秋に息子と二人でマ … (2010.12.06) Gulliver from パリ(たなか) – 82 - 弾丸パリツアー。 ヴェルサイユ宮殿の村上隆展へ。みんな女の子に大注目。 先週末、娘二人が観光旅行にパリへ来た。金曜日の午後にパリ到着、土、日と観光して月曜夕方の飛行機で東京へ戻る … (2010.11.29) Gulliver from パリ(たなか) – 81 - 寒くなったら、モンドール(MONT D’OR)チーズ。 小学生の頃に缶詰のラベルとかスクラップした時期があったが、こういう性癖は歳を取っても治らないのかなあ、なんか捨てられなくて。 夏の終わりに、細木さんのアトリエで … (2010.11.22) Gulliver from パリ(たなか) – 80 - 冬時間、公園を散歩して、パン屋へ寄って。 マロニエの茶色の葉から、ハート形の黄色い葉へのグラデーション。 水煮牛肉という四川料理があるらしい。名前からのイメージは冷たいしゃぶしゃぶ?みたいだが、とんでも … (2010.11.15) Gulliver from パリ(たなか) – 79 - シトロエンDS、50年前のデザイン。 シトロエンDSは55年から75年まで製造。パリでもめったに見ることはないが、爽やかなブルーの車体は動くアクセサリーのように美しい。東京の目黒通りで白いDSに何度 … (2010.11.08) Gulliver from パリ(たなか) – 78 - ラヌラグ公園の回転木馬と、マルモッタン美術館。 スピードが落ちるとおじさんは、子どもが乗った馬を押して回る。勢いがついたら機械のハンドルも回す。子どもの右手の棒に注目。嬉しそうな顔。 モネの絵のコレクションで … (2010.11.01) Gulliver from パリ(たなか) – 77 - なんでもかんでも水に流して。 放水車を見ると大学時代のデモ隊を連想してしまう、古い世代です。ゴミを掃き集める地味な係りより、ホースを持つ方が絶対面白そうに見えるのだが。。 先日、東京からパリ … (2010.10.25) Gulliver from パリ(たなか) – 76 - 白夜祭り(NUIT BLANCHE)のパリ。 各国語のメッセージに彩られた夜の市庁舎前広場。 10月2日の土曜の晩から翌朝まで、パリはニュイ・ブランシュ(NUIT BLANCHE)という、言ってみれば白夜祭 … (2010.10.18) Gulliver from パリ(たなか) – 75 - アトリエ開放と、中華街までの遠足。 天井裏まで4層くらいある広大なアトリエ。使い込んだコルビュジェのソファが無造作に並んでいる。作品も立派だった。 パリでは5月と10月頃に、アトリエ開放と呼ばれる … (2010.10.11) Gulliver from パリ(たなか) – 74 - ミラベルは、夏の終わり。 見事に色付いたミラベル。丸い果物が並んでいる姿はラファエルの絵のようだ。9月末にはあまり見なくなった。 ミラベル(Mirabelle)という果物があるのを聞いて … (2010.10.04) Gulliver from パリ(たなか) – 73 - ヴァンダンジュの葡萄ジュースで乾杯。 一年ぶりに使う圧搾機の樽に、実を詰める。簡単な構造だが知恵と文化が。 9月になって、パリは晴れた日が続く。午後は25度くらいまで気温が上がる日もあるが、朝はセー … (2010.09.27) Gulliver from パリ(たなか) – 72 - ある晴れた朝、ノートルダム大聖堂で突然に。 夏の終り、土曜日の朝7時すぎ。シテ島のノートルダム大聖堂まで散歩する。背後の塔に朝日があたり、燃えるように輝いていた。 その時、塔をかすめて浮遊する白いクジラ型 … (2010.09.20) Gulliver from パリ(たなか) – 71 - 夏の花図鑑・パリ東京。 ネム(合歓)夏に東北へ渓流釣りに行くと、あちこちの山里で見事なネムノキをよく見かける。なかでも福島県昭和村、野尻川と玉川が出会う地点にあるネムノキは大好きな木だ … (2010.09.13) Gulliver from パリ(たなか) – 70 - フェット・ド・ガネーシュ(Fete de Ganesh)。 象を見ると花祭りを連想してしまう仏教徒(というほど熱心ではないが)の私。金ぴかの装飾品を身にまとった黒い象も、なかなか素敵だ。 8月最後の日曜日に、パリ北駅の北 … (2010.09.06) Gulliver from パリ(たなか) – 69 - かくも長き不在(Une aussi longue absence)。 年次休業 7月30日・金曜夜から、8月29日・日曜まで よいバカンスを!だってさ。6区、ヴォージラール通りのカフェ。 遠い昔、大学生だった頃に学校よりも名画座に … (2010.08.30) Gulliver from パリ(たなか) – 68 - 8月のパリは眠っているか? 向こう三軒両隣、シャッターが下りると何屋さんだったか思い出せなくなる。真ん中の店は確か、仕立て直し屋だったかな。サン・シュルピス通り。 8月中旬、灼熱地獄の東京 … (2010.08.23) Gulliver from パリ(たなか) – 67 - パリの地下鉄あれやこれや。 11号線のアール・ゼ・メティエ(工芸)駅は構内全体が銅張り。付近には工芸博物館と工芸学院があるそうだ。 パリの地下鉄に最初に乗った時に驚いたことがいくつもある。 … (2010.08.16) Gulliver from パリ(たなか) – 66 - 蚤の市というか、ガラクタ市というか。 茸の標本をおみやげに渡して喜びそうな人は、やっぱり少数派かなあ。 パリの市場で忘れてならないのは、蚤の市だ。骨董というほどの芸術性(?)はなく、古道具と呼ぶほど … (2010.08.09) Gulliver from パリ(たなか) – 65 - アンファン・ルージュでクスクスを。 アンファン・ルージュ市場にあるアンティル料理を出す店の屋台は、客もリゾート気分。 パリではいつもどこかでマルシェと呼ばれる市場が立っていて、買い物客や観光客で賑 … (2010.08.02) Gulliver from パリ(たなか) – 64 - 暑く、短い夏の、楽しいすごし方。 チュイルリー公園に出現した夏季限定の、移動遊園地。仮設とは思えない立派さ。 梅雨が明けた東京は夏全開、気温が体温に近いような暑い日が続いている。街路樹がないよう … (2010.07.26) Gulliver from パリ(たなか) – 63 - オー・ヴュー・コロンビエという名のカフェ。 スズの合金で作ったカウンター(コントワール)のことをパリではザンク(zinc)と呼ぶそうです(稲葉さんが詳しい)。ザンクで立ち飲み、かっこいいな。 パリの街には … (2010.07.19) Gulliver from パリ(たなか) – 62 - B線を南へ。サン・レミの農場と中世の城跡。 クーベルタン牧場の牛。柵に沿って緑の中をサイクリングロードが続く。 パリ郊外の北東部にあるシャルル・ドゴール空港からパリ市内へ移動するのに、私はいつもRER(高 … (2010.07.12) Gulliver from パリ(たなか) – 61 - 夏だから、オーブン料理を楽しむ。 最初に焼き上がったのは、ピペラード。くたっとした野菜と、カリッとした生ハム。熱々をふうふう言いながら食べましたが、冷やしても美味しそう。卵とじバージョンもなかな … (2010.07.05) Gulliver from パリ(たなか) – 60 - 雨の日、リュクサンブール公園で。 パリの公園でよく見かける鉄の椅子。主張し過ぎないアーミーカラーが、緑の公園によく馴染む。自分の好みの場所まで引きずって行ってテーブル代わりにランチしたり、3脚並 … (2010.06.28) Gulliver from パリ(たなか) – 59 - モベール広場の朝市。 地下鉄モベールミュチュアリテ駅を出てすぐの広場に、週3回朝市が立つ。午後2時を過ぎるともう片付けの作業が始まるので、早く行かないと望みの品が無くなることもあるの … (2010.06.21) Gulliver from パリ(たなか) – 58 - 思い切って、美容院へ行ってみた。 5区、地下鉄プラス・モンジュ駅向かいの美容院。ここに決めた。 パリに4カ月もいると髪も長く伸びて、首筋がうるさくってしょうがない。これまでは観光ビザの最長滞在期 … (2010.06.14) Gulliver from パリ(たなか) – 57 - シャンゼリゼが農場になった日。 凱旋門が、緑の牧場や森に覆われる日が来るのだろうか? シャンゼリゼ大通りを二日間だけ通行止めにして緑の畑が出現するというニュースを見て、パリが夏日となった5月2 … (2010.06.07) Gulliver from パリ(たなか) – 56 - 夜の美術館と絵画泥棒。 オルセー美術館の入口前の行列。行ったことがある人には、どれぐらいの長さだか見当がつくでしょう。 5月15日、パリは冬だった。 5月15日、パリの美術館や博物館は … (2010.05.31) Gulliver from パリ(たなか) – 55 - アアルトが設計したメゾン・ルイ・カレを見に行く。 屋根の傾斜と丘の傾斜が自然に溶け込んでいる。 朝7時半、カーテンの隙間から射し込む朝日に目を覚ます。窓を開けると、ひんやり風が冷たい。セーヌ河岸の緑の芝生で、イ … (2010.05.24) Gulliver from パリ(たなか) – 54 - セーヌを西へ、麦畑の丘をドライブ旅行。 ガイヤール城趾の丘から眺めるレザンドリの町とセーヌ。あちこちに石灰岩の白い段丘が露出している。 フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトが設計した住宅がパリ郊外 … (2010.05.17) 次ページへ »