昨年の東京国際映画祭で公開された伝説の映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーのドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』。70年代、ホドロフスキー監督が、小説『DUNE』の映画化を夢見て奔走、ミック・ジャガーやサルバドール・ダリを俳優陣に、音楽にピンク・フロイド、そしてH・R・ギーガーやダン・オバノン、その後映画史を変えることになる新しい才能を発掘、しかし計画は頓挫……ホドロフスキー監督の革新性とスパークしたキャラクター、映画業界の内幕がクローズアップされた実に興味深い作品です。

『ホドロフスキーのDUNE』で再会したプロデューサー　ミシェル・セドゥーと再び組んでホドロフスキー監督は23年ぶりの新作『リアリティのダンス』を制作。日本ではこの夏『ホドロフスキーのDUNE』につづいて『リアリティのダンス』も公開。まさにホドロフスキー・イヤーです。

両作の公開を前に今年85歳になるホドロフスキー監督が25年ぶりに来日。来日を記念して、ホドロフスキー監督とともに100人のファンが坐禅を組む『ホドロフスキーと100人坐禅大会』を開催。座禅体験のあとにはホドロフスキー監督による講話も予定されています。こちらのイベントに『dacapo』読者10名をご招待プレゼント。

メキシコで本格的に禅の修行を積んだことがあり、近年は神の存在を問い、魂の解放をユーモアいっぱいにつぶやくツイッターも大人気のホドロフスキー監督。稀代のアーティスト　ホドロフスキーに会ってみてください。