デジタル・リストアで蘇る『気狂いピエロ』劇場鑑賞券をプレゼント。当選者発表。

(2016.06.15)

当選者発表

たくさんのご応募ありがとうございます!


東京都 リンスカムさん

神奈川県 Ninaseさん

東京都 ゴダール命!さん

神奈川県 ピピピピエロさん

埼玉県 懐かしい代さん

『気狂いピエロ』©StudioCanal
『気狂いピエロ』©StudioCanal
映画館で見る
ジャン=リュック・ゴダール監督作品。
過去の名作がデジタル・リマスターされ次々とスクリーンに帰ってくるという嬉しいブームがじわじわもりあがりつつある昨今、ついにジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が復活。7月23日(土)より新宿 K’s cinema にて公開になります。

1959年、65年と初公開は今から50年以上前のこと。しかし映画の革命といわれたヌーヴェルヴァーグの金字塔といわれる両作の鮮烈さは今も語り継がれる事件です。『気狂いピエロ』の主人公、殺人事件に巻き込まれ赤のプジョー404に乗って逃走する男女 フェルディナンとマリアンヌの姿は今見ても最高にキュート。若かりし日のジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナの魅力が赤と青の原色を基調とした画面の中でスパークします。全編に溢れる原色、自然光の開放感と、先の読めないサスペンスのせめぎ合い。

さらにはランボー、ミショー、プレヴェールの詩やアメリカ人監督役で出演しているサミュエル・フラーの映画論、マリアンヌが海岸で歌い出す『私の生命線』。そしてふたりが身を包むフレンチ・モッズファッション……文学、音楽、映像、絵画、ファッションとジャンルを軽々と飛び越えた引用の数々。驚きの110分が展開していきます。後に続く世代からも圧倒的な支持を受け、音楽やファッションのモチーフとして取り入れられ引用され、フェルディナンとマリアンヌ、そしてこの作品自体がカルチャー・アイコンとなりました。今だかつて映画館で見たことのない世代にこそ見てほしい作品です。

マスターポジ消失のため撮影ネガをデジタル化、新たな音ネガも復元したデジタル・リストア版での上映になります。字幕翻訳は寺尾次郎さんによる新訳になりました。『気狂いピエロ』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼントいたします。


『気狂いピエロ』
2016年7月23日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開!

出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、グラツィエラ・ガルヴァ ーニ、ダーク・サンダース、ジミー・カルービ、レイモン・ドボス、ラズロ・サボ、ロジェ・デュトワ、ハンス・メイヤー、サミュエル・フラー、ジャン=ピエール・レオー、ジャン=リュック・ゴダール
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
原作:ライオネル・ホワイト『11時の悪魔』
監修:クロード・シャブロル
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール、ディノ・デ・ラウレンティス
撮影:ラウール・クタール
美術:ピエール・ギュフロワ
音楽:アントワーヌ・デュアメル
編集:フランソワーズ・コラン
録音:ルネ・ルヴェール
整音:アントワーヌ・ボンファンティ
英国映画協会作品賞受賞