チャン イーモウ×コン・リー『菊豆 Blu-ray』2名様に。当選者発表。

(2016.03.01)

当選者発表

たくさんのご応募ありがとうございます!


大阪府 ピピさん

大阪府 バルンさん

『菊豆 Blu-ray』© 株式会社徳間書店
『菊豆 Blu-ray』© 株式会社徳間書店
チャン イーモウ×コン・リーによる初期傑作

ヨーロッパやアジアの作家性の強い映画、カルト的な人気の作品をリリースするDVD&Blu-rayレーベル『シネフィル・イマジカ』。11月27日にリリースされた2作品は、1964年のアラン・ドロン主演冒険活劇『黒いチューリップ』と、国際映画祭で常にその名を並べる中国の名匠チャン・イーモウ監督、そして女優コン・リーのコンビによる初期傑作『菊豆(チュイトウ)』。今回は『菊豆(チュイトウ)』Blu-rayを2名様にプレゼント!

『菊豆』は、ホラー映画にも通ずる恐ろしき不倫劇。1920年代の中国の農村を舞台に、年老いた染物屋の夫から夜な夜な折檻を受ける若く美しい娘・菊豆と、彼⼥を見守る義理の甥・天青の不義密通……二人が辿る恐ろしい運命を描きます。

1990年の製作、同年のシカゴ国際映画祭グランプリ受賞、米アカデミー賞 外国語映画賞ノミネートのほかカンヌ国際映画祭ではルイス・ブニュエル賞受賞を果たしました。ブニュエルは不条理な世界を描く特異な作風で名を馳せたスペイン出身の巨匠映画作家。運命のねじれを鮮烈な映像で描きだした本作は、まさに彼の名のついた賞に相応しいものです。

『シネフィル・イマジカ』は時代のニーズに応えるべく画質・音質の高さに定評がありますが、封入されるブックレットも内容が濃く、ユニークなものになっています。日本で発売されているBlu-rayは(欧米もほとんどそうですが)、ケースを開けるとただディスクが1枚、ポンと入ってる寂しい商品がほとんど。『シネフィル・イマジカ』の封入ブックレットでは、その映画の生まれた成り立ちを解説し、作品への理解や愛を深められるような原稿を掲載。寄稿はたとえば中条省平さん、四方田犬彦さんといった映画に強い研究者たち、あるいは菊地成孔さん(ゴダールの『女は女である』『女と男のいる舗道)』、映画監督の園子温さん(ルネ・クレマン『禁じられた遊び』)など、作品を愛する映画人にお願いしています。表紙は毎回、イラストレーター 100%ORANGEの描き下ろし。

『菊豆』の16ページの特製ブックレットは『シネフィル・イマジカ』ディレクター山下泰司さんが直々に執筆しています。


『菊豆 Blu-ray』© 株式会社徳間書店
『菊豆 Blu-ray』© 株式会社徳間書店
『菊豆 Blu-ray』

監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:鞏俐(コン・リー)、李保⽥(リー・パオティエン)他
★カンヌ国際映画祭ルイス・ブニュエル賞受賞
★シカゴ国際映画祭グランプリ受賞
★米アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート

1990年 / 日本=中国 / 本編95分 / セル専用 / カラー1層
4:3 スタンダードサイズ / 北京語(リニアPCM)モノラル 2.0ch / ⽇本語字幕 / 品番:DAXA-4911 / 税込価格:5,184円
『菊⾖ Blu-ray』サンプル動画 https://youtu.be/blxtMqOGZgk

*作品についてもっと知りたい方は以下をクリック! コンテンツ・キュレーションサイト『nowshowing』より。

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