メディア・パブ ビジュアル系SNSが
ソーシャルメディアを牽引
(2013.02.21)
ソーシャルメディアにユーザーが滞在している時間で見れば、相変わらずFacebookが圧倒的なシェアを誇っている。アメリカのSNSユーザーが滞在し ている時間シェアは、comScoreが2012年12月に調べた結果では以下のグラフのようになる。Facebookに滞在している割合が83%と断トツに高い。テレビを見ることがなくてもつけっ放しにしているように、Facebookも特に何もしない時でも繋がったままにしている場合が多いのかもしれない。
Spent on Social Networking Sites
トップのFacebookを別にすれば、TwitterとLinkedInも2012年での活躍が目立った。滞在時間のシェアは高くはないが、月間ユニークビジター数を以下のように着実に増やしている。
Twitter and LinkedIn: Total Unique Visitor (000) Trend
さらに、SnapchatやVineのような写真や動画をベースにした新興のビジュアル系SNSの人気も急成長しており、今年もビジュアル系SNSが台風の目になりそう。
参考
・Gartner Says Worldwide Mobile Phone Sales Declined 1.7 Percent in 2012(プレスリリース)
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