メディア・パブ 米ネットユーザーの約半数、
画像やビデオをネット上で共有

(2012.09.20)


 

画像やビデオのネット共有が、ますます盛んになっている。

PewReseachCenterの調査によると、米国の成人インターネットユーザーの46%は自分で撮った写真やビデオをネット上に投稿し共有している。つまりネットユーザーの46%は画像/ビデオ・クリエイターとしてネットに投稿しているわけだ。

またネットユーザーの41%が、ネット上で見つけた写真やビデオを選んで、それを再投稿し多くの人と共有している。つまりネットユーザーの41%は、いわゆる画像/ビデオ・キュレーターということである。

今回の調査で、ネットユーザーの56%が、画像/ビデオのクリエイターとして、あるいはキュレーターとしてネットに投稿していた。調査は2012年8月2 日から5日までの間に実施、ランダムに選んだ18歳以上の成人1005人に対し電話で調査した。1005人のうち799人がインタネットユーザーで、その 799人に対してソーシャルネットワーキングでのアクティビティーを質問している。

その回答結果が冒頭に述べたようになった。また、利 用しているソーシャルネットワーキングのサービスについても聞いて見た。代表的なサービスのそれぞれを、799人のインターネットユーザーの何%が利用し ているかを以下のグラフで示す。注目されるのは、Instagram, PinterestそしてTumblrのような、画像(写真など)やビデオを投稿/共有できるサービスが、代表的なソーシャルネットワーキングとして台頭 してきていることだ。

代表的なソーシャルネットワーキングのサービスのデモグラフィックデータは、今回の調査では次のようになった。

Pinterestは当然としても、FacebookやInstagram、Tumblrも女性の比率が高いのが目に付く。スマートフォンで撮った写真や ネット上のお気に入り画像を投稿している女性が多いのかも。また、若年層の割合が高い新興のInstagramとTumblrを除くと、Facebook などの有力サービスでは中高年層の割合が意外と高い。さらに、ここでは省かれているFlickrやYouTubeでも、米国では中高年層の割合が比較的高いはず。