メディア・パブ 地方ニュースのソース、若年層でも
インターネットより新聞から

(2012.07.13)


 

米ギャラップ(Gallup)が恒例のマスメディア信頼調査を実施した。テレビニュースも新聞ニュースも信頼が低下している。

まず、テレビニュースを大いに信用している割合が今年は21%となり、昨年の27%からかなり信頼を失っている。1993年にはテレビは、46%の大人から信用のおけるニュースメディアと見られていた。

新聞ニュースを信用している割合も25%と低い。1979には51%もの米成人が新聞をとても信用できると高く評価していた。

今年の調査は、6月7日から10日まで、ランダムに選んだ18歳以上の大人1004人を対象に電話インタビューで実施した。Gallupの解説によると、米国では最近、マスメディアにだけではなくて、公立学校、宗教、銀行など多くの組織に対し、ネガティブな見方をする人が増えてきているという。ソーシャルメディアなどのネットメディアが浸透し、市民が真実を知る機会が増していることも一因であろう。