メディア・パブ ツイッター、フェイスブックより
多くトラフィックをブログに誘導。

(2011.10.11)

フェイスブックよりもツイッターが、より多くのトラフィックを呼び込む。経験からも、そうだろうと実感していたが、先月末に発表されたHubspotの測定結果でも、その傾向が見られた。

今や、ブログやニュースサイトを始め多くのWebサイトでは、各記事をフェイスブックやツイッターで共有してもらうために、それぞれの共有ボタンを配するの が当たり前になってきた。そして、サイトのビジター数やページビュー数が、フェイスブックやツイッターからのトラフィックにますます依存してきているの だ。

 Hubspotは5000ブログを対象に、ソーシャルメディアからのトラフィックによる効果を測定した。注目したいのは、ツイッ ター(TW)共有だけを施したブログが、フェイスブック(FB)共有だけを施したブログに比べ、63%も多くのページビュー数を獲得したことだ。TW共有 のブログは、ソーシャルメディア共有をまったく施してないブログに比べ、117%も多いトラフィックを得ている。またTW共有とFB共有の両方を施したブ ログは、ソーシャルメディアを無視したブログに比べ、160%も多いページビューを得ている。ともかく、リツイートボタンを置くだけでも、目立った効果が 得られるということである。
 

ブログ記事当たりの平均ページビュー数

 
 

またTW共有やFB共有を施すことにより、ブログへのインバウンドリンク数も増える。つまりSEOにも対応することになり、検索エンジン経由のトラフィック増に貢献するはずだ。ここでも、TW共有がFB共有よりも、インバウンドリンク数増加に効果的であった。

ブログ記事当たりの平均インバウンドリンク数



 
 

ソーシャルメディアに対応することにより、ブログへのコメント数も以下のように増えている。 この場合、逆に、FB共有の方がTW共有よりも効果的であった。
(2011年10月10日)

ブログ記事当たりの平均コメント数


 

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