池田美樹, 池田美樹のLOVE♥ CITY WALK早寝早起き、コーヒーは朝の一杯だけ。
そんな編集者もいるのだ。

(2008.10.28)

毎朝、飲んでいるのが「焙煎香房 抱(HUG)」から取り寄せている「ブーケブレンド」。店主1人でやっている、店舗を持たないコーヒー豆の専門店だ。丁寧に手で焙煎される豆は、コーヒーにも手作りのぬくもりがあるんだな、と思わせてくれるあたたかい味。

「雑誌の編集者って、常にコーヒーを飲んでいてタバコ吸ってて夜遅くまで仕事しているイメージ〜」と、言われることがある。しかし、実はそのようなことはないのだ。

 我が社は完全分煙だし、タバコを吸う人はそんなに多くない。夜の会社人口もとても少ない(以前は夜中に仕事する人口も多く、常識的な時間に仕事しましょう、という、会社の長年にわたるお小言が功を奏したと聞いたことがあるけれど……)。

 かく言う私は完全な朝型。朝のほうが頭がクリアで仕事ははかどるし、とにかく朝は、とても気持ちのいい時間だ。仕事の量が増えたら、その分前倒しで早起きをすることにしている。

 編集部を見回してみると、確かにドリンクの置かれているデスクは多いけれど、それはコーヒーだけとは限らない。緑茶、豆乳ラテ、紅茶、野菜ジュース、水と、様々だ。編集部にセットしてあるドリンクメーカーも、緑茶の減りが一番早い。

 私自身も、コーヒーを飲むのは基本的には朝の一杯だけである。ドリップにペーパーフィルターをセットし、沸かした湯をゆっくりと落としていく。ふんわりと甘い香りが気分をやわらげ、カフェインで頭がしゃっきりする。よし、これから仕事するぞ! という前向きな気分にさせてくれる。その効果がとても強いので、朝の一杯だけで十分なのだ。

 仕事中に煮詰まったら、タバコを吸うわけではないので、アロマウォーターをスプレーする。香りで一瞬にして気分がほぐれるけれど、周囲の人にもかかってしまうので、事前に「これからスプレーするけど、いい?」と断っておかなければならないけれど。

 朝型でタバコを吸わず、日中はコーヒーも飲まないとなると、編集者のイメージからかけ離れてしまうだろうか? ついでに言うと、私は早寝タイプで、毎日、24時前にはことりと寝てしまう。ますます編集者らしくないイメージだなあ……。

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