from 大阪 – 13 –
~造り手の想いを伝えたい~
FUJIMARU 東京・浅草橋店
グランド オープン!

(2014.04.23)
メーカーズレセクションより「たこりき(大阪・松屋町)大阪風クロケット」500円
メーカーズレセクションより「たこりき(大阪・松屋町)大阪風クロケット」500円
なにかと話題の東東京。浅草橋の『アナトミカ』の階上に、
なにかと話題のFUJIMARUが大阪から初出店。
メーカー&ファーマーなど造り手の顔が見えるものたちにフォーカスし、
精鋭スタッフたちが集まってつくる新しいスタイルのお店です。
dacapoでいつもおいしい連載を届けてくれる
FUJIMARUの大阪スタッフ荒槙さんに内側からご紹介していただきました。
東京・浅草橋からはじまる新たなチャレンジ

ちょうど一年前、大阪市内の街のど真ん中にワイナリーをオープンさせたワインショップFUJIMARU。「もっとワインを身近なものにしたい」という思いから、自分たちで造ったワインを目の前で、気軽に楽しんでもらう場を提供してきました。長かったような短かったような一年。もちろん島之内フジマル醸造所もまだまだ走り続けますが、今年もFUJIMARUは新しいことにチャレンジします。

なんと、東京は浅草橋にWINESHOP & DINER FUJIMARU を出店します!

日常的に飲みたいワインからとっておきの一本まで幅広くそろえたワインショップと、国籍・ジャンルを問わず世界中のおいしいものを食べられるダイナーとが融合した、ワインショップ&ダイナー・FUJIMARU。職人が息づく街、またいにしえより流通の要として栄えた浅草橋は、大阪での本拠地・日本橋と通じるものがあり、東京で新しいスタートを切るにあたり格好の場所だと思っています。川沿いというのも、フジマル醸造所と同じ景観です。

  • 神田川を望むカウンターの立ち飲み席。屋形船が停泊するお江戸景色にも関わらず、ミラノのナヴィリオを思わせる雰囲気が。
    神田川を望むカウンターの立ち飲み席。屋形船が停泊するお江戸景色にも関わらず、ミラノのナヴィリオを思わせる雰囲気が。
  • ダイナーという名の通りカジュアルで居心地のいい店内。左の大きなガラスの向こう側はワインセラー。
    ダイナーという名の通りカジュアルで居心地のいい店内。左の大きなガラスの向こう側はワインセラー。
  • カウンター、テーブル、窓際の立ち飲みカウンター。時間や一緒に行く人によっていろんな楽しみ方ができます
    カウンター、テーブル、窓際の立ち飲みカウンター。時間や一緒に行く人によっていろんな楽しみ方ができます
  • ワインセラーでワインを選んで、お店で飲めます。3,000円未満のワインは+1,500円、3000以上のワインは+1,000円
    ワインセラーでワインを選んで、お店で飲めます。3,000円未満のワインは+1,500円、3000以上のワインは+1,000円
造り手にフォーカスする

この日の白ワインのおすすめは神戸ワインのシャルドネ、飛鳥ワインの甲州とシャルドネ、そして四恩醸造の甲州。その他には北海道・上幌ワインの藤澤農園余市ケルナー2012年があり、迷うことなくこちらをチョイス。

上幌ワインは昨年発売後にすぐに売り切れてしまった人気のワイン。お店でもすぐに仕入れ、大切にセラーで寝かせていたとのこと。

今回、東京に出店するにあたりもっとも重視したことは「造り手に注目」し「情報を発信」していくということです。ワインにおいては生産地域やブドウ品種、醸造方法などにスポットがあてられることが多々ありますが、それら状況判断の選択をしているのは紛れもない造り手その人。造り手の個性が投影されたワインは面白い!という思いから私たちはワインや食材の生産者の方々の情熱・想い・哲学に注目し、お客様の顔を思い浮かべながら、ワインや食材を選りすぐりました。

ワインの銘醸地には、いつもかならず素晴らしい食の生産者がいます。ワインと食が切り離せないものだということを体感していく中で、浅草橋店では食の生産者にも大きなスポットをあてています。ご来店の際にはメニューをじっくりとごらんください。加工食品のメーカーズセレクション、そして原材料のファーマーズセレクションというかたちでご紹介しています。ワインの生産者をフューチャーしてきたように、日本中の食の生産者にもスポットをあて、この日本が世界でも有数の豊かな食文化を持つ国であることを証明したいと思っています。

そんな、いろんな個性をもった生産者の方々をワインと共にお客様へと繋げていきたい。その模様を東京という場で、積極的に発信していけたら。ワインと食を通じた豊かな時間と会話が生まれる場所づくり。それが東京での新しいチャレンジです。

また私たちは販売業だけではなく、自分たちでブドウを育ててワインを造っています。大阪のブドウ畑のこと、これまでの歴史やこれからのこと、ワイン造りにおけるいろんなことを、生産者としてお伝えしていきます。

  • 定番料理より「完熟トマトの丸ごとマリネ」500円。山田シェフの引き算テクニックが生かされています。
    定番料理より「完熟トマトの丸ごとマリネ」500円。山田シェフの引き算テクニックが生かされています。
  • アペタイザーより「鶏レバーのなめらかムース」600円。赤にも白にも泡にも、甘いワインにも合います。
    アペタイザーより「鶏レバーのなめらかムース」600円。赤にも白にも泡にも、甘いワインにも合います。
  • アペタイザーより「ブルーチーズを詰めた原木焼き椎茸」900円。文句なしにおいしい組み合わせ。
    アペタイザーより「ブルーチーズを詰めた原木焼き椎茸」900円。文句なしにおいしい組み合わせ。
  • ファーマーズセレクションより「十勝産熟成肉のグリエ」3.200円/200g〜 さしのない牛肉の真の旨味を感じられます。
    ファーマーズセレクションより「十勝産熟成肉のグリエ」3.200円/200g〜 さしのない牛肉の真の旨味を感じられます。
  • ナイフは「Perceval」。これもメーカーズセレクションのひとつ。
    ナイフは「Perceval」。これもメーカーズセレクションのひとつ。
皆様をお迎えする浅草橋店スタッフ

「今まで出会った素敵な人やモノやことをみんなに届けたい!」そんな真っ直ぐな想いを胸に浅草橋店ディレクターを務めるのは木邨有希さん。2008年に『レストランマナ』を開店し、一日一組で1000組目を迎えたら閉店と目標を定め、ひとりで料理、サーヴィスを務めてきました。2013年に目標を達成し、新たにフジマルチームに加わりました。ひとりでは出来なかったより楽しいことを、多くのお客様の笑顔のために提供していきます。

お料理は『グレープガンボ』で腕を振るっていた山田武志シェフ。パリのフラン料理店、ハンガリーでの日本大使公邸料理人などを経て、銀座『グレープガンボ』へ。ワインをがぶがぶ飲み料理をがつがつ食べて会話を楽しむお客様の「楽しかったよ!」という笑顔に喜びとやりがいを感じた山田シェフ。浅草橋店でも、そんなお客様の楽しそうな笑顔を増やすべく、おいしいものを作ります。

ワインショップではプレゼント探しからその場で開けるワインまで、大阪日本橋のワインショップFUJIMARUで鍛えられた伊禮達哉さんがその日の一本を選ぶお手伝いをします。ホテルでのソムリエ経験、そしてフジマルでのワイン造り(!)、販売&営業などいろいろな経験を活かし、お客様にとってベストなワインをご提案します。

ワインを日常に。
食とワインと人の懸け橋になる。
『造り手』にフォーカスする。

NO WINE , NO LIFE !

どうぞお気軽にお立寄りください。神田川に浮かぶ屋形船の船着き場を見下ろしながら、一杯から(もちろん一本でも!)でも。小腹がすいても、ぺこぺこでも、アイドルタイムなしでいつでも皆様のご来店をお待ちしております。

  • パリに本店を持つ『アナトミカ』東京店の中を通って2階へいくと『ワインショップ&ダイナーFUJIMARU』。3階は『35SUMMERS』。
    パリに本店を持つ『アナトミカ』東京店の中を通って2階へいくと『ワインショップ&ダイナーFUJIMARU』。3階は『35SUMMERS』。
  • ワインセラーより客席を望む。セラーには、東京では手に入りにくかったオリジナルワインもラインナップ。
    ワインセラーより客席を望む。セラーには、東京では手に入りにくかったオリジナルワインもラインナップ。

WINESHOP & DINER FUJIMARU 浅草橋店
住所:東京都中央区東日本橋2-27-19 Sビル2F TEL: 03-5829-8190
営業時間:13:00~22:00(アイドルタイムなし) 定休日:火曜日
最寄駅: JR総武線&都営地下鉄浅草線・浅草橋駅