おうちでパパッとタイ料理 - 5 - 2ステップで本場タイのつまみ。
トウモロコシの薩摩揚げ。

(2011.06.27)

晩酌のビールが進んでしまった!

お久しぶりです。プーケットは、雨季に突入し、風とものすごい勢いの雨が短時間に降る東南アジア特有のスコールが降る季節、「雨季」に突入。といっても、日中に降ることは少なくよく明け方などにやってきて、朝昨夜干した洗濯物があちらこちらに吹っ飛んでよく下着をなくす今日この頃……。と、そうそう。もうすぐ、夏ですね。夏野菜の定番といったら「トウモロコシ」。ということで、今回は、そんなトウモロコシを使った家庭料理。超簡単な「トウモロコシの薩摩揚げ」をご紹介したいと思います。

タイ語で「トートマン・カーオーポート」が今回のお料理名。タイ料理のレシピ本やレストランや屋台などで売っている事は見た事ないのですが、依然、タイ人のご近所さんからアツアツ揚げたてを頂いて、晩酌のビールが進んでしまった、目から鱗、たった2ステップの家庭レシピです。日本の無印良品ブランドの『タイカレーレッド』登場。このカレーセットを意外に無駄なくアレンジできるのもうれしいです♪

トウモロコシの薩摩揚げ
トートマン・カーオーポートの作り方

材料(2~3人前)

トウモロコシ 125g  *おおよそトウモロコシ1本分
コーンスターチ 大匙4杯
卵  1個
塩 少々
ベーキングパウダー 少々
こぶみかんの葉(バイマクー) 2~3枚(無印カレーセットに入っています。)
レッドカレーペースト お好み
揚げ油  適量

 


作り方

1, カレーセットの中に入っている乾燥こぶみかんの葉を、細かく切る。

2, 材料すべてを混ぜ合わせ、蓮華1杯分を揚げ油に入れこんがりするまで揚げる。

 

今回の料理を振り返ってみました。

とまあ、激簡単な上、自分で言うのもなんなのですが、うまいです。トウモロコシは生でもよいのですが、怠惰な人間の為、カン詰を利用しました……。個人的に揚げ物は大好物なのですが、油は、あまり使いたくない派なので、フライパンに約1cm油を入れて、両面こんがり焼き揚げにしました。それでも美味しさは変わりません!  

ところで、今回登場した日本ではあまり知名度がない「こぶみかんの葉(バイマクー)」ですが、タイでは柑橘系の香りづけで具を引き立てる為に、頻繁に使うハーブです。リラックス効果や肩こりなどに効くとか。こぶみかんの実は、タイでは美しい髪作りに昔からシャンプー替わりと使われていたようですが、現在、多くのタイ美女達は、香りの良い日本産のシャンプーに夢中です……。

 

食べ方

アツアツをフ~フ~言いながら、タイビールと共に。お好みでスイートチリソースをつけて食べてもイケますよ。
 

ポイント

タイ人的には生活にコーンスターチが普及しているので、コーンスターチ&ベーキングパウダー一つまみで作るとサクサク軽い衣になります。レッドカレーの量はお好みでどうぞ。
 

地元風アレンジ

辛い物が苦手な人やお子様には、レッドカレーペーストやこぶみかんの葉っぱを入れずに、塩、こしょうだけでもいけます!!



 

●チャイヨー・カノム・タイ!
  タイのおやつバンザーイ!

すもうブランド 薄焼きビスケット 
“ミルク味“ ―すもうOK Thin Biscuit

販売元:ビックワンプロダクト株式会社
値段:5バーツ(約13円)

「香ばしいチーズ味の薄焼きビスケツ、に調合し、ウエスタンスタイルに仕上げましたご一緒に、又は、ご自分のお召し上がりください。」この一文すべて、パッケージ裏に記載されていた日本語です。ここ数年ジャパニーズフードブームなタイで、ワンコイン(5バーツ=13円)で購入できる薄~いビスケットを発見。すもうブランド。ある意味かなり強気なネーミング。裏手すべて直訳日本語で記載しちゃう所も度胸があってステキ。このまま、土俵でもスゴ技を見せてくれそうな予感もします。でも、ミルク味なのにチーズ味なんて。じゃあ、隣りに並んでいた『チーズ味』には『ミルク味』って書いてあるのかな? 気になる味は、東ハトハーベストのように軽快だけど、後味が微妙に苦めでチョイと惜しい所です。