『Age(アージュ)』特別取材! “スーパー・コスト・パフォーマンス”スプマンテ『ロータリ』が日本上陸!

(2010.07.27)

一通の招待状が届いた。

イタリア瓶内二次発酵ブランドとして第3位の規模を誇るスプマンテ『ROTARI(ロータリ)』がこの夏から日本市場にいよいよ登場。トレンティーノ料理とともにいちはやく味わおうというもの。さっそく出かけることにした。

北イタリア・トレンティーノ地方で造られている『ロータリ』は、既に世界57か国へ輸出され、アメリカや北欧ではシェアナンバーワンを獲得している。100%自社畑生産のブドウで栽培から出荷まで自社スタッフで行っており、数々の受賞歴があるにも関わらず、その価格のお手頃さに“スーパー・コスト・パフォーマンス”と呼ばれているのだとか。そのパフォーマンスにワクワク、期待を高めながら会場へ。

東京タワー近くのとあるサロンで宴は始まった。今回のメニューは、ソムリエの内藤和雄氏の監修のもと、「リストランテ カシーナ・カナミッラ」総料理長を経たシェフ・佐藤護氏が腕をふるう。

左は佐藤シェフ。右は『ロータリ』のアジア地区マーケティングを担当するグループ・メッツァコロナのエンドリッツィ・アレックス氏。

アンティパストはホワイトアスパラガスのサラダとワインに合わせたボルツァーノソース。合わせるのは『ロータリ』でもっともポピュラーなブランド、「ロータリ タレント ブリュット」だ。

「ロータリ タレント ブリュット」はフレッシュ&フルーティ。バランスが良く、どんな料理にも合わせられる。希望小売価格2,200円。グラスはドイツの老舗グラスメーカー『ツヴィーゼル』の「THE FIRST」シリーズ。

「タレント(TALENTO)」とは、イタリアの原産地統制呼称で、かつ瓶内二次醗酵で製造された発泡性ワインをそう呼ぼうと、いくつかの生産者が集まって決めた呼称のこと。指定地域内で収穫された栽培指定ブドウ品種のみで製造され、瓶内熟成期間は最低15か月と厳しい条件が課せられている。『ロータリ』は「タレント」の牽引的役割を果たしている。

プリモはホウレン草を練り込んだシュパッツレ、セージのバターソース スペックを添えて。事前に佐藤シェフがこのシュパッツレ(パスタの一種)の作り方を説明してくれていたので、出来上がりはこうなるのか、と納得。これに合わせるのは「ロータリ タレント ブリュット ロゼ」。

「ロータリ タレント ブリュット ロゼ」はフレッシュな酸味と豊かな果実味で、ボディがある。希望小売価格2,500円。

セコンドは、カネーデルリを詰めたウサギのモモ肉のロースト。カネーデルリとは、砕いたパンにひき肉や玉子などを混ぜてボイルした、トレンティーノの伝統的な料理。これに合わせるのは「ロータリ タレント ブリュット リゼルヴァ」。

最後に「ロータリ ロゼ」をそのまま使ったソルベ。ぜいたくな食事を締めくくるにふさわしい、大人の味わいが楽しめた。

「ロータリ タレント ブリュット リゼルヴァ」は酵母由来の香ばしさと
複雑でドライな味わい。希望小売価格3,000円。

スパークリングワインは、いつでも気持ちを華やかにしてくれる。食事を通して楽しめることもだんだん知られてきた。ただ、味わいはもちろん、毎日の食卓で気軽に楽しむなら、価格もとても重要。

そんな中で華々しく日本デビューを果たした『ロータリ』は、まさに私達の食卓にふさわしい存在になっていくのだろうな、と予感した一夜だった。

同席した方と、輸入元のモトックスのみなさんと一緒に。
モトックス ワイン情報サイト

http://www.mottox-wine.jp/