旅をテーマにした映画祭
『コスモフェスト トーキョー 2013』

(2013.12.09)

明治大学経済学部アメリカ文化研究ゼミナールが
旅をテーマにした映画祭を開催します。

12月14日(土)、『虎ノ門4丁目 Garden Theater』にて映画祭『コスモフェス トーキョー 2013( COSMO FEST Tokyo)』を開催します。この映画祭の主催は、明治大学経済学部のアメリカ文化研究ゼミナール。映画評論家のフィリップ・ジトウィッツ先生を中心に、映画研究を英語で行っています。

通常の大学では、受け身の授業が多く、学生自身が積極的に授業に参加することがあまりありません。そこで、「実践的な経験を得られて、学生自らが企画し、運営できる映画祭を開催するのはどうか」と先生に提案されたことから始まったのがこの映画祭です。


『コスモフェス トーキョー 2013( COSMO FEST Tokyo)』の名前は、Cosmopolitanism(コスモポリタニズム)という言葉に由来します。コスモポリタニズムには、全世界の人々は皆仲間であるという思想が含まれており、「国境を超えて全宇宙(地球)の仲間と映画を通して繋がろう」という思いがCOSMOに込められています。

第1回は明治大学シンポジウムにて開催され、第2回は渋谷『UPLINK 』にてアヴァンカ、カンヌの国際映画祭のショートムービーと自主制作映画を上映しました。そして、第3回となる今回は、「旅×映画」というテーマで開催されます。



映画祭は3部構成。国際映画祭出品の短編上映、
映画の作り手を迎えてのトークショーも。

第1部はカンヌ、アヴァンカ、ベネチアの国際映画祭に出品されたショートムービー・受賞作品の上映です。「日本で上映されていない映画をスクリーンで観たい!」「ちょっと違った雰囲気を感じてみたい!」そんな人にはオススメ。
・上映作品『Kush』、『Blue Marble Café』、『Dom』、『Frank-Etienne vers la béautitude』
 
第2部は「旅×映画」をコンセプトとした作品を“観客体験型鑑賞法”にて上映します。日本では来春公開となる長編ボリウッドムービーがいち早く観れる。インド好きやそうでない人にも是非観ていただきたい作品です。上映後には「旅」テーマとしたトークショーがあります。映画『銀の匙Silver Spoon』の吉田恵輔監督とフィリッピン留学支援を行っている「School With」の代表を務める太田英基氏、株式会社JTBコーポレートセールス様にゲストとしてお越しいただきます。
・上映作品『Chalo Dilli』(邦題:デリーへ行こう)
 
第3部は「旅」をテーマにした自主制作映画の上映・コンペティション。それぞれの監督が魂を込めて作り上げた作品を堪能してください。「旅」ってなんだろう。様々な視点からの「旅」に触れる事で、自分なりの答えを導き出すきっかけになるでしょう。コンペティション審査員には大九明子監督、佐々部清監督、杉野希妃監督をお迎えします。
・上映作品『友達がいない2 in台湾』、『番兵・砂漠・城』、『よりみち』、『Zweibettzimmer』『仇討ち』


『Frank-Etienne vers la béatitude』主演はジェラール・ドパルデュー。本作では無口で浮かないセールスマン演じる彼から感じられる哀愁、緻密で繊細な表情に注目していただきたい。


『Chalo Dilli』(邦題:デリーに行こう)来春日本で公開予定のボリウッドムービー。

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左から大九明子監督『恋するマドリ』、佐々部清監督『陽はまた昇る』、杉野希妃監督『クリアネス』。コンペティション審査員を務める。


『コスモフェス』の映画祭づくりでいちばん面白いと感じているところは、“普段の学生生活では出会えない方たちと一緒に仕事が出来る点”です。

今回の映画祭は「コンセプトの決定」に始まり、「会場決め」、「ゲストの獲得」など、全てを0から創り上げてきました。その過程には多くの方々の協力があり、様々な人々と関わりがありました。協賛企業様を始めとして、カンヌ、アヴァンカ、ベネチアといった国際映画祭の関係者、自主制作映画監督、広報活動に協力してくださる記者の方々。自らアプローチをかけなければ出会うことのなかった人々、出会うことのなかった価値観にこの“COSMO FEST Tokyo 2013”という映画祭を通じて触れることができました。

1つ映画祭を創り上げる難しさを感じることも多々ありましたが、それ以上に「人々の価値観に触れ、イメージを形にしていく楽しさ」を感じられることが映画祭創りの面白みであると思っています。

スクリーンを通じて
自分の中の新たな「旅」を見つけてください。

「旅×映画」というコンセプトで開催されることとなった今回の『コスモフェスト トーキョー 2013( COSMO FEST Tokyo)』。スクリーンを通じて、自分の中の新たな「旅」を見つけるお手伝いができたらと思っています。今回は移動式映画館ということで、普段行くような映画館とは少し違った雰囲気を感じることが出来るでしょう。少し違った雰囲気で、少し違った映画を感じてみてください。そして、「旅×映画」という“非日常の体験”が“新たな日常”へ繋がることを期待しています。12月14日(土)、是非映画祭へ足を運んでみてください。



 

『コスモフェスト トーキョー 2013( COSMO FEST Tokyo)』

開催日、時間:2013年12月14日(土)
1部10:30〜12:00(開場:10:20)
2部12:30〜15:50(開場:12:20)
3部16:15〜20:00(開場:16:00)
開催地:虎ノ門4丁目 Garden Theater 〜日本初移動式映画館〜(東京都港区虎ノ門4-1-1)
 
問い合わせ先: http://cosmofesttokyo.com/
Facebook https://www.facebook.com/CosmoFestTokyo
Twitter @COSMOFES
 
前売り券発売中
学生 各部:500円
一般 各部:1,000円 2部セット:1,500円 3部セット:2,000円
 
購入ご希望の方は予約フォームよりお問い合わせ下さい。
http://cosmofesttokyo.com/entry/