『マリー・アントワネットに別れを告げて』
レア・セドゥもその気にさせた、
 B・ジャコー監督の男のオーラとは。

(2012.12.14)
『マリー・アントワネットに別れを告げて』のブノワ・ジャコー監督 ©2012 by Peter Brune
『マリー・アントワネットに別れを告げて』のブノワ・ジャコー監督 ©2012 by Peter Brune

マリー・アントワネット処刑前の3日間を、まさに当時のベルサイユ宮殿に入り込んだかのように描いた映画『マリー・アントワネットに別れを告げて』。旬の女優を起用しては、女性を描かせたら右に出る人はいないと言われる凄腕のブノワ・ジャコー監督にインタビュー。

ブノワ・ジャコー監督の新作、『マリー・アントワネットに別れを告げて』は、フランスの次世代女優として、すでに国際的にも活躍中のレア・セドゥを起用。アントワネットに心酔する、彼女の読書・朗読係の女官を演じさせて成功しています。

マリー・アントワネットを描いた作品は、古くは巨匠ジャン・ルノワール監督『ラ・マルセイエーズ』(’38)が有名で、リーズ・ドラマールが演じ、彼女の衣装をココ・シャネルが制作したことでも知られています。

フランス人形のようなドレスは、モノクローム映像を生かした、脱ベルサイユ調のデザインでした。さすがはシャネルだと、息を飲んだものです。

また、キルスティン・ダンストが演じた、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』(’06)も記憶に新しいです。マリアンヌ・フェイスフルが母親役のマリア・テレジア役という、ポップな感覚や、お菓子の好きな王妃として描かれるガーリーな映像が印象的でした。マカロンが財宝のように積み上げられていたシーンの可愛らしさが、かえって悲劇のヒロインの最期を残酷に浮き彫りにし、悲しみを誘われた憶えがあり、未だ忘れられません。

浪費家で悪女として伝説的に伝えられていますが、ゆえに、貧困にあえぐ民衆から敵対視され、フランス革命の名の元にギロチンの露と消えた、悲劇のフランス王妃として知らない人は、まずいないでしょう。歴史的有名人の一人として、殿堂入りしている王妃です。

その彼女の処刑前の3日間を描き、まさに当時のベルサイユ宮殿に入り込んだかのような、眩惑的でゴージャスな作品を完成させたのが、ブノワ・ジャコー監督なのです。

今までも、ヴィルジニー・ルドワイヤン(『シングル・ガール』/’95)、ドミニク・サンダ(『肉体と財産』/’86)、イザベル・ユペール(『肉体の学校』/’98)、イザベル・アジャーニ(『イザベル・アジャーニの 惑い』/’02)、イジルド・べスコ(『肉体の森』/’10)などのフランスの女優を起用しては、女性を描かせたら右に出る人はいないと言われる凄腕の監督です。


『マリー・アントワネットに別れを告げて』
© 2012 GMT PRODUCTIONS – LES FILMS DU LENDEMAIN – MORENA FILMS – FRANCE 3 CINEMA – EURO MEDIA FRANCE – INVEST IMAGE ©Carole Bethuel

■ブノワ・ジャコー プロフィール

Benoît Jacquot 1947年、フランス、パリ生まれ。マルグリット・デュラス監督の『Nathalie Granger』(’72)の助監督でキャリアをスタート。同監督の『インディア・ソング』(’75)も手掛ける。アンナ・カリーナ主演の『L’assassin musicien』'(76)で映画監督デビュー。ドミニク・サンダ、ランベール・ウィルソン共演の『肉体と財産』(’86)、主演のジュディット・ゴドレーシュがセザール賞有望若手女優賞にノミネートされた『デザンシャンテ』(’90)、ヴィルジニー・ルドワイヤンが主演、未婚で妊娠した少女を演じ、プラハ国際映画祭最優秀女優賞に輝いた『シングル・ガール』(’95)などを手掛ける。三島由紀夫の小説の映画化でイザベル・ユペール主演の『肉体の学校』(’98)で高く評価され、カンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネート、名実共にフランス映画界の重鎮に。ダニエル・オートゥイユがマルキ・ド・サドに扮した『発禁本─SADE』(’00)、現代オペラ界を代表する3人の歌手を迎えて、プッチーニの名作をオペラ映画に仕上げた『トスカ』(’01)、イザベル・アジャーニ企画・主演の『イザベル・アジャーニの 惑い』(’02)、『肉体の森』(’10)などを発表している。

©2012 by Peter Brune
レア・セドゥの良さを剥き出しにしたくて。

それぞれの女優が、それ以前には見せることのなかった精神と肉体を赤裸々に剥きだされ、女優としての魅力を最大限輝かせる監督の才能は、観る者を圧倒します。今回彼に会えたことは、映画における女優の存在が、いかに重要なことかを再認識することができた有意義な時間となりました。

―久々のフランス映画らしい映画を観て大感激です。マリー・アントワネットの今までにない側面も知ることができ、正装用のかつらの下の髪の形や、衣装の脱ぎ着までにも気を配られた映像には感服しました。悲劇の王妃を一人の女性として描いたリアリズムは、まばゆいばかりです。が、今回のジャコー監督にとってのミューズは、レア・セドゥですね。彼女の役は、マリー・アントワネットに本を読んで聞かせる若い女官です。彼女に注目した理由は何でしょうか。セドゥは、昨年公開された『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』などでも、世界的な監督たちが起用してみたいと思う、フランス若手女優として注目の的ですよね。

ブノワ・ジャコー監督(以下B.J.) そうですね。私は、いつも、その女優の持つ可能性を自らの作品の中で剥き出しにしてみたいんですよ。セドゥはいくつかの作品に出ていましたが、まだ彼女の良さを全開にしたものにはお目にかかっていない気がしていて、ぜひ、一緒に仕事をしてみたいと思っていました。2010年のカンヌ映画祭でも上映されたリドリー・スコット監督『ロビンフッド』では、フランス人王女役で出演してましたが、あれだって、彼女でなくてもいいくらいだったし(笑)

***

―つまりは、今回作品は、彼女のために作られた?

B.J. そういうことになるでしょうか。言い換えると、シドニーという、朗読係の女性は、シャンタル・トマ原作の『王妃に別れを告げて』の小説の中では、50代の女性ですが、それを20歳の女性にしたんです。これから大女優になるであろうという有望な女優を起用したかった。繰り返しますが、レア・セドゥは、私にとってはラッキーなことに、彼女が持っている様々な側面を完璧なニュアンスを持って描き出している作品は今までには、なかったと思ってますから(笑)。この作品を通して、自分なら、出来るのでは、と思ったわけです。だから、シドニーの視点から見たもの以外のものはこの作品には、描かれていない。本当の意味で、彼女は最初から最後まで、彼女が存在しないカットが無いといっても過言ではない作りになっています。


フランスの次世代女優として、すでに国際的にも活躍中のレア・セドゥ。アントワネットに心酔する、彼女の読書・朗読係の女官、シドニーを演じている。

動物的な勘と、意外性を持つ女優。

―うーん、すごいですね。この作品が持つ、ものすごいオーラとか、スリリングとも言える白熱の緊張感は、彼女へ賭ける監督の思い、そのものなのですね。

B.J. それを感じていただけたら、うれしいです。それぐらい、彼女の存在感が徹頭徹尾出ている映画はこれ以降出来ないのではと思えるほど、‟マキシマム“に撮ったつもりです。彼女が出続けることは、リスクでもあるんですけれども、彼女にとっても、女優としての責任が生まれ、賭けだったはずです。

―監督と女優の関係性をフルに発揮できた作品ですね。全篇に漂うエロチックな香りは、そういうところから醸し出されるように思います。女性と恋愛を撮ったら、いつもいつも色っぽい、これぞフランス映画と感心させられる作品をお作りになってきたジャコー監督ですが、男女の恋や愛でなくても、色気というものは生み出せることを今回の作品で痛感しました。何しろ同性、しかも崇拝する王妃に恋慕する若い女官の熱情が描かれ、そのシチュエ―ションは歴史的なエポックとなった3日間なんですから、思いも燃え上がりますね。献身というか、カリスマのために身を捧げる覚悟の思いが美しい。

一緒に映画づくりをしてみて、セドウの女優としての良さというのはどんなところだと感じますか?

B.J. この女優がいかにプロ意識があるかどうかという見極めは、例えば、朝、よく寝ていないんじゃないかなという様子でやって来ても、仕事がスタートし、アクション、となると別人のようにしゃきっとして演じるところでしょうね。仕事ぶりが、非常に几帳面です。知的である一方で、動物的な勘も働くし、綿密にやるけれど、意外性にも富んでいる。そのへんが期待以上でした。


「知的である一方で、動物的な勘も働くし、綿密にやるけれど、意外性にも富んでいる。そのへんが期待以上でした。」とブノワ・ジャコー監督お墨付きのレア。

ダイアン・クルーガー渾身のアントワネット。

―ところで、彼女が慕うアントワネット役はダイアン・クルーガーで、彼女はブラッド・ピット主演『トロイ』(04)でも、その美しさゆえに、二つの国が戦わなければならなくなるというほどの美貌の王妃を演じただけあって、さすがでした。だから、セドゥ演じる女官を魅了してやまないだけの魅力に溢れていましたね。衣装も素晴らしく、いつも眩いばかりの存在でした。

B.J. 彼女は、マリーアントワネットに自分を同一視していて、自から売り込みをしてきたんです。ドイツ生まれなので、オーストリア生まれのアントワネットと同じ言語が話せ、撮影時の自分の年齢が、当時のアントワネットと同い年であり、自分のクリスチャンネームが、アントワネットの母親のマリー・テレジアと同じ。さらには、自分の生まれた日が7月14日のフランス革命の日なんだとか……。だから、この映画でアントワネットを演じることは宿命であると、もう、猛烈なラブコールをして来ました。これを断ったら、彼女はクレイジーなことをし出かすに違いない、例えばアントワネットと同じ最期を遂げるとか、ギロチンでね(笑)。そう察したから、オーケーしましたよ。

―もう絶対に本気ですから、あれだけの鬼気迫る演技が生まれたんでしょう。お話をうかがって初めて、彼女からもすごい熱気が発せられていることのワケがわかりました。

B.J. だけど、最初はソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』のキルスティン・ダンストに頼もうと思ってたんだけどね……(笑)

衣装も素晴らしく、いつも眩いばかり。
美貌の王女役にぴったりダイアン・クルーガー
主演女優を自在に演じさせるコツとは。

―そうだったんですね。いえもう、クルーガーにアントワネットが乗り移ってましたよ、本当に。そして、その彼女が恋するのが、ジャコー組のヴィルジニー・ルドワイヤン演じるポリニャック夫人なんですから。監督のミューズとして名高い存在です、ルドワイヤンは。

B.J. ハッハッハ。彼女ね、そうなんだ(と、うれしそうに)

―その三角関係が、監督のいつもどおりの生半可ではない、女性の持つ美しさの中に潜む憎しみや、嫉妬や、残酷性を剥き出しにしていくんですよね?

B.J. セドゥ演じるシドニーは、言わばティーンエージャーがカリスマのスターに熱狂するような恋心を持っています。アントワネットが恋する貴族の婦人の存在は、大切な愛すべき庇護の対象。二つの思いをタイプが全然違う女優が演じてくれたからこそ良い結果が生まれたわけですね。

―ジャコー組に新たなミューズがお二人も増えたわけですね。ところで、今までも、女性の持つエロス、そこに棲んでいる欲望や破壊力、破滅的なものが激しく描かれていました。それを演じることができる女優選びが肝心なのだと思いますが、そのへんも才能ですね?

B.J. 私のミューズね、そうか、それでは作品の数だけミューズが増えていくのだから、今はもう、ハーレム状態だ(笑)。まあ、それはともかく、そこまでの存在かどうかはわからないけれど、やはり、映画を作る時には、自分が好意を感じる女性を起用するのは当たり前だね。彼女達からピピッと来るものを感じて、選んでいるもの。そして、カメラを通して、スクリーンに登場する彼女達が、私にもたらす効果っていうのが、まさに、スクリーンに剥き出しになるというわけ。

***

―今回のふたりもそうですが、過去の作品でのアジャーニにしても、べスコにしても、実に自然に美しい裸体を見せつけてくれますが、そういう演技には何かコツなどありますか?

B.J. いやいや、ボンジュールっていうくらい、シンプルだよ。カメラで近づいてね……。(と、言いながら、インタビュアーの頬に触れながら)まあ、撮影中は、こういうことはしませんが、撮影のビフォー&アフターには、こんなコミュニケーションも必要でしょう(笑)

―レンズを通して思うままに女優を操るのだったら、もう、魔術ですね。べスコ主演の『肉体の森』は、野獣のような男の催眠術にかかって誘拐されるも、一緒に逃避行を続けていくうちに、奇妙な連帯感を感じていく女性を、激しく荒々しく、そして美しくも描いた素晴らしい作品でしたが、あの男はジャコー監督の分身のようにも思えてきました。


ジャコー監督のミューズとして名高い、ヴィルジニ―・ルドワイヤン。

監督の期待を裏切る演技こそ、才能。

B.J. いやいや、彼女たちが演じて見せてくれることは、魔法でも何でもなく、今回のセドゥもそうですが、女優が、私の思い描いたとおり演技したのなら、それは映画としては失敗だし、私はがっかりです。だから、今回も、私自身が思い描かなかったことをセドゥはやってのけてくれました。そこが、いつも私にとっては、とても重要で、もし私自身の作品に出演を頼んだ時点で、その女優がやってくれることが、私の期待以上でなくてはいけないのです。それが女優としての必要不可欠で最低条件です。

―女優が、監督とカメラのレンズの前で最大限の演技を見せようとする、そのやる気を出させるだけの魅力が監督にはあるということですね? つまり、それだけの男性としての魅力がおありだと思います。それを一生懸命日々、どう磨いていらっしゃる?

B.J. ハッハッハ。もし魅力があるのだったらそれは全く作為的なものではないです。私は、自然のままです。それ以上知りたかったら、その質問に答える条件があります、ここにいる女性全員、まず、脱いでみてください(笑)

***

―そういう、ウイットのあるやり取りも女性にはとても楽しく、気持ちを緩めて下さるんですよ。監督の魅力は本当に少しの時間でも感じとれ、一つの作品を作りあげることになったら、どんなに楽しく仕事が出来て、知らないうちに大好きになっていることでしょう。

ところで、監督デビューは、あの、大作家で監督でもある、マルグリット・デュラスとの出会いだったことは有名ですが、そのデュラスから学んだことで、今でも役立っていることってありますか?

B.J. 出会った時は、私は、まだ20歳代で、彼女は今の私の年代でした。『Nathalie Granger』(’72)で助監督をして、『インディア・ソング』(’75)にも関わりました。自分の作品と、マルグリット・デュラスの作品に共通項って、ほとんどないんですね。芸術的な面ではなく、個人的な影響が大きいです。また、彼女の映画づくりの姿勢には学びました。ジャンルを越えた、超ジャンルと言われる考え方や作り方は、カンヌ映画祭でも多くの芸術家たちを圧倒したのですが、その自由さに、あこがれました。

おどけるブノワ・ジャコー監督。©2012 by Peter Brune
次回作にはシャルロット・ゲンズブールを起用

―マルグリット・デュラスとの出会いは、年配の彼女に、ジャコー監督から、お願いしたんですか? 彼女は歳とってから年齢差のある男性との恋で世に知られてもいますので、彼女に気に入られたのかと?

B.J. 彼女の映画の助監督が仕事が出来なくなり、私を推薦してくれて、その後会いに行って意気投合。彼女のお友達になりました。しかし、それ以前の、12、3歳のころから映画監督になりたいと思っていました。

―そのころはどういう監督が好きだったんですか?

B.J. 溝口健二監督ですね。

―日本の監督でしたか、ありがとうございます。

***

―ところで監督はチャレンジ精神のない映画づくりは、映画ではないとおっしゃられていますね。多くは、時代物が多いですが、次回以降に、現代物に挑戦することはなさいますか?

B.J. 以前から、時代ものばかりじゃないですよ。『シングル・ガール』とか、ね。でも、ズバリそのとおりで、次回作は現代物です。

―主演女優は?

B.J. シャルロット・ゲンズブール。彼女が出演したラース・フォン・トリアー監督のふたつの作品、『アンチクライスト』(’09)と、『メランコリア』(’11)。20年来でこの2作品は、自分にとってのベスト2です。特に、『メランコリア』は自分が監督してみたかったなあ。

―ゲンズブールと仕事ができるのが、楽しみですね。『アンチクライスト』での衝撃的な演技で、カンヌ映画祭主演女優賞を獲った彼女は、ジャコー監督作品では、どんな役を演じるのでしょうか?やはり、エロチックなものですか?

B.J. メロドラマで、悲壮感漂う、一人の男性を姉妹二人で……という三角関係です。姉妹の一人はシャルロットですけれど、もう一人はまだ決めていません。

―決めていないなら、今度こそ、キルスティン・ダンストでは? あ、またそれでは、『メランコリア』になってしまうか。

B.J. 姉妹の母親が、カトリーヌ・ドヌーヴで、姉妹が争う男性は、『ココ・アヴァン・シャネル』(’09)でエティエンヌ・バルザン役の、ブノワ・ポールヴールドで、来春にクランクインして、3月から6月に撮影です。

―原作はあるんですか?

B.J. 私の頭の中にあります(笑)

陽気なジャコー監督。©2012 by Peter Brune

 
 
 

イイ女優を育ててきた監督のウイット。

ブノワ・ポールヴールドが、なぜ姉妹の両方が夢中になる色男なのかわからないと監督に伝えたら、「彼は演技が抜群だから」、と。監督の作品となれば、きっとまた、女の美しさも怖さも味わえる作品になることでしょう。まずは、『マリー・アントワネットに別れを告げて』の大成功を祈ってインタビューを終えました。

来日した、主演のセドゥに会いたいと発言すれば、滞在中の彼女のホテルの部屋を、また、遊びに来たらとご自分の部屋番号まで教えて下さり、終始、冗談ともつかないお茶目なウイット溢れるコメントで、インタビュアーはもちろん、周囲を和ませ、かつ惑わせたジャコー監督。

さすがはイイ女優を育ててきた魅力溢れる、イイ男でした。

大人の男の色気がみなぎり、最後はインタビュアーへの大サービスで、膝枕でのツーショット……。言葉で言い足りなかったら、体で表現。これぞ、ジャコー監督流の女を自在にする魔法の極意か……? 独特のオーラで一杯になった非日常の時間が流れました。

『マリー・アントワネットに別れを告げて』

2012年12月15日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 他全国順次ロードショー

出演:レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ルドワイヤン、グザヴィエ・ボーヴォワ、ノエミ・ルボフスキー
監督・脚本: ブノワ・ジャコー
撮影:ロマン・ウィンディング
音楽:ブリュノ・クーレ
原作:シャンタル・トマ『王妃に別れを告げて』(白水社)
原題 : Les adieux a la reine

© 2012 GMT PRODUCTIONS – LES FILMS DU LENDEMAIN – MORENA FILMS – FRANCE 3 CINEMA – EURO MEDIA FRANCE – INVEST IMAGE ©Carole Bethuel

© 2012 GMT PRODUCTIONS – LES FILMS DU LENDEMAIN – MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – EURO MEDIA FRANCE – INVEST IMAGE ©Carole Bethuel