アートプログラムvol.8サイモン・フジワラ「The Problem of the Rock」太宰府天満宮で感じる
「岩」について考えるアート作品。

(2013.04.19)

本展のサイモン・フジワラ展で8回目となる「太宰府天満宮アートプログラム」は2006年より太宰府天満宮が展開しているアートプログラム。太宰府での取材や滞在を経て制作された作品を公開するとともにそこで制作されたアート作品を収蔵し、地域の文化発展に繋げる活動を展開している。これまでもライアン・ガンダー(2011年)、小沢剛(2008年)、日比野克彦(2006年)ら国内外の一流の美術家が参加し、国内はもとより海外からも注目を集めている。今回の展示会でフジワラは太宰府に滞在し神社でのリサーチを通じてインスピレーションを得た「岩」にまつわる新作を発表する。

宝物殿では展覧会の為のスケッチや旅行記、写真、手紙などを多角的に展示し境内では4つの作品を展示する。その中の展示作品の1つである「動く岩」は毎日展示場所が変わりいつ太宰府天満宮を訪れても必ず同じ場所にあるとは限らない。これらの作品の他にも今までアートプログラムに参加したアーティストの作品も境内にごくごく自然に配置されている。それらの作品は地域の財産として、アートへの関心を高めると共にアーティストの視点を通して映し出された太宰府天満宮の一面を新たな文化として世界へ、未来へ向けて発信していく。

太宰府天満宮アートプログラムvol.8
サイモン・フジワラ「The Problem of the Rock」

会期:開催中〜2013年6月30日(日)
開館時間:9:00〜16:30(入館は〜16:00)
会場:太宰府天満宮宝物殿第3展示室及び境内
観覧料:一般400(300)円  高大生200(100)円  小中生100(50)円
*()内は30名以上の団体料金、障害者手帳提示により付添者1名まで半額料金
問い合わせ:太宰府天満宮文化研究所 Tel.092-922-8225(代表)