今年は増上寺で開催。アジア最大級の写真フェス『TOKYO PHOTO 2013』
(2013.09.28)
増上寺にて~2013年9月30日(月)まで開催
『TOKYO PHOTO 2013』
『TOKYO PHOTO』はパリ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、アムステルダム、などの一流ギャラリーが出展、世界のフォトシーンを日本で感じることができるアジア最大級のフォトフェアです。
5回目となる今年の会場は増上寺。日本でも国際的な写真展をという『TOKYO PHOTO』の志にぴったりな和洋折衷な構造の会場です。(『TOKYO PHOTO』発足の経緯についてはこちら)
昨年の『TOKYO PHOTO 2012』は約1万人の来場者がありました。今年は2万人の来場を見込み、約30のギャラリー、ミュージアムが参加。ますますの盛り上がりが期待されています。
アートシーンを牽引する現代美術作家
エド・ルシェに注目。
今年も世界各国で展開するコンテンポラリーアート・ギャラリー『ガゴシアンギャラリー(GAGOSIAN GALLERY)』を大きくフィーチャーします。ニューヨークはじめ世界の『ガゴシアンギャラリー』を回遊、高い評価を受けているエド・ルシェ展の一部を再現します。
エド・ルシェ(Ed Ruscha)は世界のアートシーンを牽引する現代美術作家。様々なメディアを縦横に駆使する彼の作品から、アートブックにスポットを当てた展覧会から、ビート作家ジャック・ケルアック(Jack Kerouac 1922-69)の『路上』にインスパイアされた作品集『オン・ザ・ロード』(シュタイデル刊)からの作品を約50点展示します。写真、コラージュなどで表現した大判の作品群になります。
エド・ルシェ作品は特別展部門でも伝説の連作『The Apartments』から12点が展示されます。
そのほか特別展は恒例の英国国立美術館テートモダン(TATE MODERN)のフォト・キュレーター、サイモン・ベーカー氏による企画。『車窓からの眺め -森山大道、ジョエル・マイロウィッツ ジョン・ディヴォラ 』として三人の写真家の世界を楽しめます。
同じく特別展は『東松照明 追悼展』、『ウィリアム・クライン写真展-東京』。
社会的テーマを独特の感性で もって表現し続けた東松照明の代表作、1964 年に作品集とし て刊行されたウィリアム・クラインの写真集『TOKYO』からの作品が展示されます。
この週末は『TOKYO PHOTO 2013 』で、世界の写真の潮流に触れてみてください。
TOKYO PHOTO 2013
会期:2013年9 月 27 日(金)~ 30 日(月)、12:00 ~19:00
会場:増上寺(港区芝公園 4-7-35)
チケット:一般 1,300 円 学生 1,000 円(前売り 1,000 円)
問い合わせ:info@tokyophoto.org