池田美樹, 池田美樹のLOVE♥ CITY WALK仕事の途中でパワーチャージ! 点滴バーに行ってみた

(2008.07.01)

 恵比寿ガーデンホールでおこなわれている「ユニクロ」の展示会に出かけた。正確には「ファーストリテイリング」グループの合同展示会だ。

 ユニクロといえば、ブログパーツ「UNIQLOCK(ユニクロック)」が、米国のワン・ショー、同じく米国のクリオ賞に続き、先日、フランスのカンヌ国際広告祭の二部門でグランプリを獲り、世界三大広告賞を総なめにしたのが記憶に新しい。

 このユニクロック、ユニクロの店舗があるのは5か国なのにもかかわらず、現在、世界85か国・地域の3万2000サイトに張られ、閲覧している人に至っては200か国強なのだとか。

 この秋冬の新作を見せてもらいながら(数多く揃ったシンプルなワンピースと、脚がきれいに見えるスリムアップパンツ、そしてアンダー1万円のダウン、特にピンクはマストバイ!)、はっと気がついた。恵比寿ガーデンプレイスには以前から気になっていた場所がある。そこに行ってみよう。

 その場所とは「TENTEKI10」。恵比寿ガーデンプレイスクリニックが始めた点滴専門スペースである。既にさまざまな媒体で記事になっているのでご存じの方も多いと思うが、美容や健康のための点滴を短時間で気軽に受けることができる、このような「点滴バー」がいま、増えつつある。

 点滴は病気になったときに受けるもの、と思われるだろうか? 実はここ数年、美容系のクリニックでは女性達が競って点滴を受けていた。肌のハリや輝きを維持するための美容系点滴、体の酸化を防ぐためのアンチエイジング系点滴。病気でもないのに肌に針を刺すなんて、信じられないという人もいるだろう。そう、女性とは、美のためには痛みも引き替えにできる生き物なのだ。

 かくいう私も、美容系クリニックでは、さんざん点滴を受けてきた。ただ、クリニックでは、ついつい欲が出て、ピーリングやメディカルエステなど他のメニューも頼んでしまうので、高くつきがちだ。診察までの待ち時間が生じるのも少々ストレスだった。

 点滴は医療行為なので医師の診察が必要。この「TENTEKI10」にも医師がおり、初診は診察が必要だと説明を受ける。問診票を書きながら、結局、時間がかかっちゃうのかな? と思った私の予想は見事に裏切られた。

 医師の手早い診察を受けると、看護士の手で点滴が準備される。この日はソファスペースが空いていたので、そこで受けることになった。腕を出し、針を刺す。小ぶりな点滴は本当に10分あまりで私の血管内に吸い込まれていった。腰を落ち着ける間もなく終了である。本当にあっという間だ。

 ここでは、基本のビタミン点滴に、疲労回復、パワーアップ、アンチエイジング、美白など好みのオプションを加えていく方法が取られている。料金体系も明快だ。私が今回頼んだオプションは、美容の基本中の基本、プラセンタである。

 私が受けている間も次々に点滴を受ける人が訪れ、中にはスーツを着たサラリーマンの姿も。男性の利用も多いそうで、クイックマッサージを受ける感覚で気軽に行けると評判なのだとか。

 さっと寄って気軽に受けられる点滴でも、立派な予防医療。忙しく動き回る現代人にはとてもありがたいシステムなのだが、問題は、このシステムを採用しているクリニックがほとんど土日休診ということだ。平日の勤務時間にオフィスを離れられない人はなかなか行けない、というところがまだまだ課題かも。

 で、ビタミンとプラセンタの効果ですか? お近くの方はぜひ、美しく元気になった私を見にいらしてくださいませ!

UNIQLOCK。ブログパーツとしてだけではなくWEB上で見ることも可能。

UNIQLOCK。ブログパーツとしてだけではなくWEB上で見ることも可能。バックに流れる音楽はFantastic Plastic Machineの田中知之さんの書き下ろしと、こちらもぜいたく。

TENEKI10入り口。恵比寿ガーデンプレイスタワー4階にあり、少々わかりにくい。

ネイルサロンのような受付。パーテーションの向こうのスペースのカウンター席で点滴を受ける。点滴中は携帯のメール等を使うことも可能。

今回受けた点滴。意外と小ぶりだ。

このように、きちんと看護士が針を固定してくれる。