リブロ・トリニティ – 21 - 『続・女を磨くココ・シャネルの言葉』髙野 てるみ著

(2010.10.01)
~著者+編集者+書店スタッフ3人が一体となり、力を合わせて完成した本を紹介するコーナーが「リブロ・トリニティ」です~

髙野 てるみ著

『続・女を磨くココ・シャネルの言葉』

『続・女を磨くココ・シャネルの言葉』 髙野 てるみ著


■ 著者より

髙野 てるみ(たかの・てるみ)

映画プロデューサー

映画プロデューサー、『巴里映画』代表取締役。美大卒業後、新聞記者を経て、『アンアン』など女性誌のライター、編集者となる。85年に雑誌・広告企画制作会社『ティー・ピー・オー』を設立、代表取締役となる。出版プロデューサーとしても活躍。87年に、映画配給・製作会社「巴里映画」を設立。フランス映画を中心に、配給・製作を手がける。映画業界への入門レクチャーとしての映画専門講座『』「巴里映画CINEMA SCHOOL」も運営。文京学院大学や、朝日カルチャーセンターなどで映画関連の講師も務める。編著書に『映画配給プロデューサーになる!』(メタローグ)、近著に『女を磨くココ・シャネルの言葉』(マガジンハウス)、『続・女を磨くココ・シャネルの言葉』(マガジンハウス)がある。「女を磨くココ・ シャネルの言葉と生き方」(2010年12月2日(木)19:00~20:30@朝日カルチャーセンター新宿)を講演予定。

恋して、仕事して、女を磨いたココ・シャネルの言葉の第2弾。

きれいになるだけではない、美しさを求める女性たちに大きな反響をいただきました、前作、『女を磨くココ・シャネルの言葉』。

60の言葉に励まされ、「美しく生きる勇気をもらいました」との声にお応えして、続編をまとめました。60プラス、ボーナス・ポイント4で、合計64の名言、金言が散りばめられています。

彼女の生きた証が彼女の言葉となってキラキラと輝くのは、読んで下さる方々の心の中で。帯につけた、「生き生きとしていれば、醜いということはない」。
私は、この言葉が大好きです。
不況だとか、加齢だとか、女性の美しさを邪魔するものは次々に襲いかかってきます。

が、まずは元気で生き生きとしていることで、外回りも、心の中も、美しくなるから不思議です。こんな風な、今すぐ出来ることが沢山詰まった一冊。
装丁が美しいことでも前作を凌ぐこだわりを施しました。
前作と同じシチュエーションで、シャネルがハリウッドで撮影したポートレイトが圧倒的なアイコンとしての魅力を発しています。
自分のものにしたくなるはずのさらなる1冊。
ご自身のために2冊揃えることをおススメいたします。

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■書店スタッフより

SHIBUYA TSUTAYA BOOK 文芸、エッセイ担当内山 はるか(うちやま・はるか)

渋谷のボーイズ&ガールズを見つめて、早8年。
お客様のニーズに応えつつ個性のある売場作りは難しいです。
私が注文したり展開した商品を喜んでいだけているのか少々不安もありますが、やりがいもあり楽しい職場です。

表紙の美しさも、前作に勝るパワーを感じさせる、
『女を磨くココ・シャネルの言葉』の続編。

『続・女を磨くココ・シャネルの言葉』。
まず、表紙で前作に勝るパワーを感じました。
あの写真からだけでも、
シャネルの凛とした強さ、賢さ、美しさが充分に伝わって来ます。

そして、読み進めていくほどにシャネルの魅力は強くなっていきました。 
多くの場面で自分のポリシーに正直に行動してきたシャネル。本人としては至極当然の事なのでしょうが、なかなか出来るものでもないですよね。

カッコ良すぎです。
このファストファッションブームにどっぷり浸かりつつある現代
もし、シャネルがいたらどんな一言が聞けたのでしょうか?
100年も前の言葉達ですが、決して色褪せることなく新鮮でした。
髙野さんの解説のおかげですね。

捉え方は人それぞれ違うと思いますが、読めば何か心に響くと思います。
是非、感じて頂きたい言葉達です。
ちなみに私の心に自然と入ってきてしまった言葉は、
「若く見せようとするってことは、もう若くないってことよ。」
自分も歳とったんですかね……。(笑)

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■編集者より

マガジンハウス島田 始(しまだ・はじめ)

『アンアン』のファッション担当を皮切りに、アンノン族時代の『アンアン』の旅や、今はなき『週刊平凡』で皇室などを担当して、『ハナコ』創刊に携わる。女性誌畑を一筋に歩み、カスタム雑誌の編集責任者を経て、書籍編集部にたどり着く。書籍編集者歴4年。毎回、著者もテーマも変わる書籍の仕事のおかげで、刺激のある毎日を過ごす。ボケ封じに最適な職場と思っている。

ココ・シャネルの伝道者、髙野てるみさんの第二弾!

前作の『女を磨くココ・シャネルの言葉』は、読者の皆様のご声援のおかげで、大ヒットしました。ほんとうにありがとうございました。編集部には「ココ・シャネルの生き方に心を打たれた」「彼女の言葉に勇気と自信、夢と希望をいただいた」といったお手紙が多数届きました。

また、数々のブログやサイトにも、ココ・シャネルへの礼讃の言葉が綴られていました。それらを拝読するたびに、読者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、ココ・シャネルの偉大さを再認識しました。また、著者の高野てるみさんが、いかに素晴らしい“伝道者”であるか、頭が下がる思いです。

その高野てるみさんに、編集者としてお願いしたのが第2作目の執筆でした。実は、前作を書き上げるために膨大な資料や映画に目を通し、格闘していた高野さんの姿を見ていたので、前作で登場した60の言葉だけでは終わらない数の金言・名言が残っていることを知っていました。

出版の世界では、2作目は1作目よりも企画や構成が難しく、しかも売れないというジンクスがあります。それを知った上で、高野さんは引き受けてくれました。「前作以上に感動を与える本にします」。こうして『続女を磨くココ・シャネルの言葉』が出来上がりました。内容はご覧の通り。高野さんの言葉に嘘はありませんでした。ココ・シャネルの人生は奥が深いですね。

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