『再生する崩壊する自我する梅沢和木するラウンジする画像コアする*ラウンジ』アニメ育ちのアートとファッションの親和性。
(2010.10.25)美術家の梅沢和木『再生する崩壊する自我する梅沢和木するラウンジする画像コアする*ラウンジ』が日本橋馬喰町『CASHI』にてだれでも参加できるオフ会兼アトリエ兼ギャラリー兼個展として開催された。
美術家が作品制作を行ったり、ファッションデザイナーができたてホヤホヤの服を持ってきてはみんなで試着&撮影会が自然と行われる、まことにアカデミックな空間。
ラフォーレ原宿で開催中のネオコス展でのカオスラウンジコラボラック。 |
みんな若いし、学校帰りの高校生もふらっと遊びにきては一緒に絵を描いたり、 制作を手伝ったり。
集う仲間の共通点はヲタク(笑)。難しいことを抜きにして。アニメ好きゲーム 好きであるということが絆。
「新しいスタイルは常に、価値観の束縛を乗り越える若い息吹から生まれてきた!」
「作品制作は孤独な作業。だからこそ、こういう場所が必要なんだろうな。」
ちなみに、前述の企画展では、JUNYA SUZUKI、ハトラ、枕 -MACLAWのファッション界隈と、藤城嘘、梅沢和木らカオスラウンジのアート界隈のコラボレーションに よる”まるたん”の作品制作が行われた。
「pixiv(ピクシブ)で作品をアップしているARiKEMからインスパイアを受けた」というディスプレイに展示された”画像アーマー” や梅沢和木の作品をプリントした衣料品 などである。
制作された作品は、ラフォーレ原宿で開催中の“ネオコス展”で展示・販売される。
00年代の文化的背景を考えると、間違いなく“買い”のアイテムばかりである。
「“ファッション”と”アート”を生業とする注目の若手が組み合わさって作品を製作した事に文化的意味がある」を今回の総括であると思います。
まるたん(JUNYA SUZUKI、ハトラ、VEVEROPPARUUU)によるネオコス展展示作品”魔導アーマー”制作風景。 |
梅ラボ×JUNYA SUZUKI のコラボパーカーを着る梅沢和木氏。 |
制作途中の 梅ラボ×JUNYA SUZUKI のコラボパーカー。 |
2010年9月3日~10月3日まで馬喰町のギャラリーCASHI”で開催された梅沢和木の個展での展示風景その2 |
アーチストプロフィール
梅沢和木 1985年生まれの美術家。ネット上に無数に転がる、アニメや
ゲームのキャラクター画像などを素材にした作品を作りだす。
カオスラウンジ ニコニコ動画やTumblr、Pixivなど、インターネット上のサービスから派生した匿名的な表現を、アートとして提示することを試みたアートプロジェクト。
ネオ・コス展 MIGが主催となった企画で、MIGの「強くてカワイイ「MADE IN GIRL」のパワーとクオリティ」をベースにし、企画参加ブランドによる限定アイテムの販売、アート作品の展示が行われている。
ネオ・コス JapanExpoで波紋を呼んだアニメ育ちの新感覚のコスプレ的ファッション。巨大なリボンや色使いなど、アニメキャラの外見をスタイルに取りこんだファッション。
MIG GIRLのGIRLによるGIRLのための新世界を発信するフリーメディア。強くてカワイイ「MADE IN GIRL」のパワーとクオリティを、世界へ向けて発信していきます。