『ドストエフスキーと愛と生きる』
試写会に10組20名様ご招待。

(2014.02.06)

当選者発表

たくさんのご応募ありがとうございます!


埼玉県 さなりんさん

神奈川県 マトリクスさん

東京都 ソーヤさん

東京都 sallyさん

東京都 じんさん

東京都 pekoさん

神奈川県 リンハルさん

神奈川県 snowさん

埼玉県 けろなのさん

千葉県 かわずさん

映画『ドストエフスキーと愛と生きる』より。

ドイツ在住、84歳のロシア文学翻訳家
スヴェトラーナ・ガイヤーさんの半生。
ドイツ在住、84歳のロシア文学翻訳家の女性 スヴェトラーナ・ガイヤーさんの仕事、暮らしぶり、そして波乱の人生を追ったドキュメンタリーです。きちんと毎日、仕事や茶飯事をこなしながら彼女が語る言葉の数々はまぎれもなく賢者のウィズダム。翻訳という作業について、ロシア語について、ドストエフスキーについて、戦争、人生について……。

2011年 山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞、優秀賞受賞、2010年 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀撮影賞受賞はじめ数々の賞を受賞しているのは、スヴェトラーナさんの選びぬかれた言葉とぬくもりのある映像により語られる内容の深さによるものでしょう。ドストエフスキーのドイツ語翻訳の大家であるスヴェトラーナさんならではの翻訳論、ドストエフスキー論のみならず、スターリン、ナチスドイツといった過酷な20世紀の歴史を生き抜いてきた女性としての人生、生活までもが語られます。

小さいながらも道具が整えられた自宅のキッチンで、大きな窓の光に満ちた仕事場で、アイロン台の前で、故郷のウクライナに向かう列車の中で、教室の中で……スヴェトラーナさんの日々に彼女自身の言葉が溶け込んでいます。テキスト(文章)とテキスタイル(繊維)の語源、アイロンがけと翻訳、建築鑑賞と翻訳の共通点、たまねぎと人生、と気付きと驚きに満ちた珠玉の言葉の宝庫。ていねいに時を重ねて来た人生の凄み、滋味を感じさせる作品になっています。『ドストエフスキーと愛と生きる』試写会でぜひ見てみてください。

映画『ドストエフスキーと愛と生きる』より。
仕事場で、キッチンで、買い物に行った市場で。語るスヴェトラーナさんの声は愛らしい。

『ドストエフスキーと愛と生きる』試写会

日程:2014年2月10日(月)
会場:渋谷アップリンク(東京都渋谷区宇田川町37-18)
時間:15:00開場、15:30開映
上映時間:93分

映画『ドストエフスキーと愛と生きる』より。
映画『ドストエフスキーと愛と生きる』より。
ドストエフスキーと愛と生きる

2014年 2月下旬(土)より、渋谷アップリンク、シネマート六本木ほか全国順次公開

出演:スヴェトラーナ・ガイヤー、アンナ・ゲッテ、ハンナ・ハーゲン、ユルゲン・クロット
監督・脚本:ヴァディム・イェンドレイコ
撮影:ニールス・ボルブリンカー、ステファン・クティー
録音:パトリック・ベッカー/
編集:ギーゼラ・カストロナリ・イェンシュ
製作:ミラ・フィルム
原題:DIE FRAU MIT 5 ELEFANTEN
スイス、ドイツ / 2009/ドイツ語、ロシア語 / カラー、モノクロ / デジタル / 93分

2011年 山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞、優秀賞受賞
2010年 ミンクス国際映画祭 大賞受賞
2010年 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀撮影賞受賞
2010年 台湾国際ドキュメンタリー映画祭 審査員特別賞受賞
2009年 スイス映画賞 最優秀ドキュメンタリー受賞
2009年 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー部門 ノミネート