バナナを素材にテキスタイルを。
プロジェクトの成果を発表!

(2012.01.15)

『バナナ・テキスタイル・プロジェクト』はバナナの収穫後に廃棄処分される茎を新たな素材として、テキスタイルの技術開発やデザイン研究を進めています。2000 年 より様々なジャンルの方々の支援や参加を得ながら地道に活動範囲を拡大し、充実した研究活動を進めてきました。

現在、学生の専門分野であるデザインに重点を置き、バナナ生産国である アフリカや東南アジアでのセミナーやワークショップを開催。またデザイン指導 など貴重な体験につなげる教育として様々なフィールドワークを行っています。

2012年1月18日(水)~28(土)、地球環境パートナーシッププラザにて開催される展覧会『バナナ・テキスタイル・プロジェクト-地球の未来を創るデザインのちから-』では、『バナナ・テキスタイル・プロジェクト』の取り組みとその成果を紹介します。また産学共同研究の 成果物やバナナ・テキスタイル授業で制作した作品を展示します。

まず、多摩美術大学と国際連合工業開発機関(UNIDO)東京事務所が恊働で進めてきたウガンダ、ルワンダとの交流。さらにはドミニカ共和国研修生の受け入れ。そしてJICAが進めるラオス南部での一村一品プロジェクトへの協力を紹介します。

またフィリピンの漁村コミュニティの女性達へのデザイン指導や、バナナ生産国への技術・デザイン支援の取り組み、産学共同研究でのスズキ株式会社とのバナナ繊維を用いた自動車開発への提案も発表。

併せてフォーラムを開催し,これからの持続可能な開発とデザイン教育の 役割や在り方などについて皆様と共に考えていきたいと思います。

ぜひ、参加してみてください。

 
 

バナナ・テキスタイル・プロジェクト
-地球の未来を創るデザインのちから-

開催期間:2012年1月18日(水)~1月28日(土)*日曜日、月曜日、27日閉館
会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70

時間:10:00~18:00(火~金)、10:00~17:00(土)、最終日のみ10:00~16:00
共催:多摩美術大学/国際連合工業開発機関(UNIDO) 東京事務所
後援:国際連合大学 (予定)/独立行政法人国際協力機構 (JICA)/ウガンダ共和国大使館/南アフリカ共和国大使館/ルワンダ共和国大使館/電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社/株式会社NHKプロモーション/スズキ株式会社  
協賛:株式会社ドール

バナナ・テキスタイル・プロジェクト
「持続可能な社会をデザインする」フォーラム

開催日:2012年1月20日(金)14:00-17:00(開場13:30)
会場:国連大学ウ・タント国際会議場
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学3F

入場:無料(申込制)
定員:300名(申込先着順)
申込方法:フォーラム申込フォームよりお申込下さい。
定員に達し次第,受付を締め切ります。