池田美樹, 池田美樹のLOVE♥ CITY WALK高級ブランド販売サイト「ギルト・グループ」で買い物中毒に!

(2009.05.12)

 オンライン高級ブランド販売サイト、「ギルト・グループ」での買い物にハマっている。

「ギルト・グループ」のトップページ。

 ギルト・グループは、アメリカ・ニューヨークで2007年に誕生したショッピングサイトで、SNSのように招待制で参加した会員にのみ、格安で高級ブランドを販売するというもの。扱うのはもちろんすべて正規品で、今や米国内の会員は75万人を超えており、さらに加速中だという。
 3月の上陸記者会見では、「エマニュエル・ウンガロ」のドレスにダイヤモンドを散りばめたティアラなど、総額2億円の衣装を身につけた山本モナさんがPRしていたことでも話題になっていましたね。

 市場価格の4〜7割で「ヴァレンティノ」、「マーク・ジェイコブス」、「アレキサンダー・マックイーン」、「ダイアン・フォン・ファステンバーグ」など高級ブランドの品が手に入るとはいうものの、クリアすべき壁がまずは「誰に招待されるか」。私の場合、始まってすぐにアクセスしたので「山本モナさんからの招待」を受けることができた(笑)。
 他にも、サイト上から招待を受けるなど、比較的容易に会員になることができる。もちろん無料(私からもご招待できますので、興味のある方はコメント欄でご一報ください)。

 アメリカでは250以上のブランドを扱い、その急成長ぶりは「今や高島屋NYの売り上げの5倍にも達する」「ブランドによってはサックス・フィフス・アベニューの売り上げを上回る」のだとか。
 セールは週に5回、1回につき1ブランド。メンズもある。本国では12時にセールが開始されるというギルト、ここ日本では21時。あらかじめ、サイト内やメールマガジンなどで「今週のセールは『○○○○(ブランド名)』」と知らせてもらえる。

サイト内のセール情報。

 また、セール開始と同時にメールが届くよう設定したのだが、私に「開始メール」が届くのは21時より約30分〜1時間後(会員が多いからだろう)。それからサイトに行っても「売り切れ」が多いので、今は、お目当てのブランドがあれば自分でリマインダをかけて21時ぴったりに見に行くようにしている(人気ブランドは、21時ぴったりに見に行っても既に売り切れていることもあるんだけど……)。

 1つのブランドにつき、商品は約30点前後。セールは開始から数日間で締め切られる。1点につき取り置きは10分間だけなので、その間に「購入する」ボタンを押さないと、ウェイティングしている他の人に取られてしまう……と、「今、買わなくちゃ!」という仕掛けが満載だ。

 実際に試着しなくても平気なの? とよく聞かれるが、私はこれまで「Yahoo! オークション」や「楽天」などで洋服をネット購入してきた経験が豊富。自分のサイズさえ把握していれば、ネット通販でもまったく問題ないと言い切れる。
「似合わなかったらどうするの?」と聞く人にはこう答えることにしている。「大人の女なら自分の似合う服は知っているべきだし、もしそうでなかったら服を自分にお合わせなさい!」

 私は小柄なのでもっとも小さいサイズが常にお目当て。しかしやはりここは日本、小さいサイズの購入競争は熾烈だ。「売り切れ」マークのない商品でも、詳細ページに行くと、そのサイズだけに斜め線が入っている(つまり売り切れている)ことが多く、ひとり、夜のPCの前で悔しさの歯ぎしりをしている(「サルヴァトーレ・フェラガモ」のあのノースリーブジャケット、本当にほしかった!)。
 こういう経験を繰り返し、今では「とりあえず取り置きして10分間考える」というワザを編み出した。

 クリックのタイミングで買える、買えないが決まるブランドセール、ふと気がつくと、これは「オンラインバーゲン会場」ってこと!? ま、「私が先に手に取ったのよ!」と、同じ商品の袖をつかんで左右に引っ張り合う、なんて醜態を演じなくてもよくなったところが、今っぽいということなんでしょうか。

「マジョリカ・パール」のロングパールネックレス。3万円あまりを1万円あまりで購入。
「アン・フォンテーヌ」のブラウス。4万5,150円が2万6,900円。
このように、正規の値札もついてくる。
「レナート・ヌッチ」のスカート。2万9,400円が8,800円。
こういうロゴ入りの段ボール箱に入って配送されてくる。
「購入ありがとうございました」というカードも。