籾山由美の東京-島根 小さな暮らしOZONE クラフトマーケット展
デニムのリメイクで出店!

(2012.04.02)

OZONE クラフトマーケット展が始まります。

初めて参加した昨年に引き続き今年も参加するOZONE クラフトマーケット展が始まります。リビングデザインセンターOZONEにて4月28日(土)~5月6日(日)(5月1日、2日お休み)まで。この期間を3期に分けて私は2期の5月3日、4日の2日間出展します。参加者約180人、1期ごとに作り手が全て入れ替わります。今年もリメイクに力を入れて作品創りをしています。普段出来ない作り手の方たちとの交流や、私の作る物が好きだと言って下さる方に出会える事が本当に私の力になっています。

昨年は東北の大震災があり心がざわついた落ち着かない一年でした。まだまだ復興したともいえず、苦しい心の方がたくさんいると聞きます。なにが私できるのか1年経ってもわかりません。この震災で日常のささやかな思い出が大事なことを強烈に感じました。クリエーターとして日々の暮らしの中で小さな楽しみを見つける事を提案し続けている私は、今後も使い古した物を別の形に作り変えることで思い出をかたちに、そして楽しい1日なる提案をして行きたいと思います。些細なことしか出来ません。でもそれが人の心に触れる何かになればうれしいなぁと考えています。OZONEの公式WEB・つくり手で作品を紹介するブログも立ち上がりました。アクセスして頂けると嬉しいです。

OZONE クラフトマーケット展
会場:リビングデザインセンターOZONE
   東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
会期:2012年4月28日(土)~5月6日(日)(5月1日、2日お休み)
時間:10:30~19:00
問い合わせTEL.03-5322-6500

つくり手

変身、おばさまソックス。デニム・ポンポンは取り外し可能です。

フローリングは床暖房が無いと夏以外は思いのほか足が冷える女性は多いはず。それには買い求めやすい価格のおば様ソックスが一番と気がつきました。履きやすくて脱ぎやすい。でも、デザインがもうひとつよねと思っていました。それでも家では履いていたのですが、何気に切ったデニムをポンポン状にして当ててみたら可愛い!そこでポンポンに着脱可能な手芸用クリップを付けて出来上がり。洗濯の時には外して他のルームソックスに付けます。コレでしょ。

必ずデニム・ポンポンは洗濯の時外して下さい。一緒に洗うとぼろぼろになります。
秘密のポッケあり。お子ちゃまパンツでトートバック。

腰回りをそのまま残し、裏地をつけてトートバックにしました。このパンツはたいよう君100㎝の頃の物。取手に使ったパーカーもずいぶんお気に入りだったとか。ファスナーもそのまま使えるポケットを付けました。内側にも秘密のポケットをつけています。もちろん元のポケットも使えるようにしてあります。細かいものの多い大人が使う方が諜報すると思います。携帯電話、鍵はストラップでベルト通しにつなぎ、ポケットに入れれば安心。さっと持ち出したいお出かけにいいですね。たいよう君、もらったデニムはいっぱい使うからね。ありがとう!

ランチボックスにもお勧め。お弁当箱なら底を同じ幅に決めてくださいね。
裏地にも遊びを。お気に入りがやっぱりお洒落です。

手作りのバッグであるなら裏地に凝ってみましょう。つまり一番のお気に入りの生地を使うと言う事です。豹柄の裏地は私のお気に入りシャツでした。しかし、ケーキを落としフェイクなので汚れが落ちません。勇気を奮って鋏をいれました。お気に入りだから出来上がったときは特別の思い。コレを感無量と言うのでしょうか?笑)ベルト通しをそのままデザインとして作るバッグは全て裏地は手でまつり付けています。ベルト通しを挟んでミシンをかけると表にミシン目が出ます。携帯電話などのストラップの着脱も面倒になるので手でまつり付けています。こんな小さなこだわりを気がついてもらえるでしょうか?

バッグの口を開けるとぱっと花が咲いたように見えます。
はな垂れ小僧のイメージ。長細トート。

手みやげの酒瓶2本のパッケージとしてお勧めします。長細なのでバケットを入れてもいいですね。丈のあるガラス瓶はなにかと持ち運ぶのに気を使います。これなら重さにも耐えしっかり運ぶポーターとなってくれるはずです。作り方は、ウエストのゴムを外しズボンの足部分内側の裾から反対側の足の裾まで一気に切っておきます。グリーンのTシャツを細く切ったものを挟みながら切った所にミシンをかけます。底は別布を合わせて縫います。家庭用ミシンでは厚くて縫えないことが数多あります。ミシンが壊れる可能性があるので注意して下さい。

日本酒一升瓶もすっぽり。買い出しに、プレゼントパッケージに。
裾を使って足拭きマット。お座布にもO.K。

12本分のジーンズの裾上げしてある部分をそのまま切って作っています。最後は足りなくて友達に大急いでジーパンをかき集めてもらいました。よくぞ集まったと言う数。みんな使いました。ありがとう、イガちゃん!あなた無くしては作品が出来上がりませんでした。作り方は単純。裾の縫い幅に合わせて裾を切り、クルクル巻いててそのまま下地のベルベットに手縫いで縫い付けるだけ。幅は全て違います。程よい良い所で裏地をつけてロックミシンで外側を決めます。家庭用ロックなら落しミシンとしてロックミシン縫いの上から普通ミシンをかけておきましょう。糸がほつれず安心です。

健康竹踏みマットとしても気持ちよし。