ダンスブランド『レペット』
銀座の旗艦店でカスタムオーダー。

(2012.08.24)

ローラン・プティの母、ローズ・レペットの
ワークショップが『Repetto』はじまり。

この夏、銀座中央通り裏手に『Repetto 銀座店』がオープンしました。バレリーナシューズで知られる『Repetto（レペット）』の日本の旗艦店です。

『Repetto』は、1947年、フランスのバレエダンサーで振付家　ローラン・プティの母、ローズ・レペットが、パリのRue De La Paix（現在本店があるところ）にバレエ、ダンスシューズのワークショップを開いたのがその始まり。

そのバレエシューズは”cousu retourné”(縫った後にひっくり返す)という製法で知られるようになりました。

”cousu retourné”とはアッパーとソールを裏返しの状態（靴の表に来る部分が内側になっている状態）で縫い合わせ、そのあと表が外側にくるようにひっくり返すという製法です。『Repetto』のバレエシューズとタウン用バレリーナシューズ、その他フラットのシューズの多くはこの”cousu retourné”(縫った後にひっくり返す)製法を用いて仏ドルドーニュ地方のサン・メダール・デクシデュイユで作られています。

そして1956年、ブリジット・バルドーがその製法を用いた、赤いタウン用バレリーナシューズをオーダー。映画『素直な悪女』でもパレリーナシューズを履いて出演しました。キュートなルックスのそのモデル、「フラットバレリーナシューズ」はその後、全世界で大人気を呼びました。

『Repetto』では、シューズのほか、レオタードやチュチュ、ダンスウエアやバッグなども充実しています。
　

「アトリエレペット」で
バレリーナシューズのカスタムオーダーを。

『Repetto 銀座店』はパリ本店と同じ店構えです。バレエのレッスンスタジオのようなフローリングの床、壁面の大きな鏡。バレエのレッスン用のバー、これは実際にトゥシューズを試着するときに使用します。

カーテンは、パリ・オペラ座の幕を連想させる赤いベルベットです。そしてバレエのステージを彷彿とさせる、ファンタジックなウインドウ・ディスプレイ。こちらは約2ヶ月に1度入れかえられます。

天井が高く、まるでバレエスタジオ『Repetto 銀座店』の1Fです。

『Repetto』には、バレリーナシューズ「BB（べべ）」、レースアップのダンスシューズ「ZIZI（ジジ）」、Tストラップパンプス「BAYA（バヤ）」、ソール付きバレリーナシューズ「CAMILLE（カミーユ）」など様々なシューズ・モデルがあり、それを選ぶのも楽しいものです。

選ぶ楽しさといえば、この銀座店では「アトリエレペット」でタウン用バレリーナシューズのカスタムオーダーができます。ベースのラムレザー250色、トリミングのグログランテープ120色、シューレース100色、レザーヒールカラー 3色という豊富なカラーからお好みのものをチョイスしていただき約3ヶ月でお届けします。