日々ともに過ごしたい『器のある暮らし』。シボネ青山にて。

(2013.09.26)

今年のフィーチャーは
陶器、ガラス、金工、スリップウェアの4作家。

日々の暮らしの中でいつも身近にあって手にする器。『CIBONE』では、会期中4名の作家による、日々の暮らしとともに過ごしたい器をご紹介します。

今回の作家さんは皆さん『CIBONE』 では初めてのお取扱となります。陶器市やクラフトフェアなどで出会い、直接作家さんの作品にふれ、ご本人とお話しし、今回の展示に至ります。

陶器の二川 修さんは数年前から別ブランドでのお取扱などもあり存じ上げていました。シンプルだからこそ際立つ造形の美しさがとても素敵だと思っています。この器が日々の暮らしと一緒だったらと思いますね。

ガラスの西山 芳浩さんは繊細さと、時折魅せる骨太さも感じさせてくれる作品です。バイヤーチームが一目ぼれして展示をお願いしました。ガラスという素材ながら 温もりさえ感じる、そして手に馴染む作品ばかりです。

金工の原口 潔さん。今まで出会った金工の作品は、すごく繊細な印象がありました。原口さんの作品は金工の繊細さはもちろんなのですが、男性らしい力強さやかっこよさのようなものを感じる作品で、とても惹かれました。カトラリーのほか 小さな片手鍋など、様々な作品をご覧いただけます。

スリップウェアの技法で作られる陶器の作品は 山田 洋次さんです。以前よりスリップウェアの作品をCIBONEでご提案したいと思っていました。そんな中、山田さんにお会いすることができました。器ひとつひとつの形、そしてグラフィカルで繊細に施されたスリップの表情に一目ぼれしました。お話しをする中で、日本そして、イギリスでも学ばれたことをなどお伺いし、そんな経験も作品が感じさせてくれる表情を生み出しているのかしれないと思っています。和にも洋にもいろいろな食べ物を想像してわくわくする器です。

(CIBONE Aoyama / PRESS & MD  中塚 基宏)

『器のある暮らし』

会場: CIBONE Aoyama (シボネ青山)
開催期間:開催中〜10月24日(木)
営業時間:11:00〜21:00
tel. :03-3475-8017
不定休