『モア・ビューティ』セミナーで風呂敷の包み方を学んできました!

(2009.11.02)

9月11日〜17日の7日間、赤坂ギャラリーで開催された『More Beauty(モア・ビューティ)』というセミナーイベントに参加してきました。さまざまな分野のスペシャリストが講師となって、フラワー、フード、アクセサリー、マナーなどのセミナーが、たったの500円で受講できるというお得なイベント。ワンコインで素敵な女性に成長できるヒントが満載です。イベントのテーマがエコということで「風呂敷の包み方」をセミナーで磯部久美子さんから学んできました。

9月12日(土)に開催された磯部さんのセミナー。

イベントのテーマ「with Ecology Heart」にぴったりの磯部さんのセミナーは、風呂敷を生活のなかで使うためのアイデア満載のものでした。“包む”という文化について、美しさのほかに大切な“礼”の心もうかがうことの出来る風呂敷は大切に物を扱い、相手に対してお届けするという「 日本の奥ゆかしい精神の布」 とおしゃっていた磯部さん。インテリアの小物の布として使われたり、ラッピングの紙の代わりに用いられたりと様々な形で『日本文化の伝承』 を風呂敷を通して伝えること教えていただきました。参加者の皆さんも風呂敷の素晴らしさを再認識、すぐに実践できる包み方を学ぶことができました。

前半では、冠婚葬祭のときに使うご祝儀袋、不祝儀袋の使い方をレクチャー。後半は風呂敷を使って、基本的な使い方の「平包み」や着物の際に使いやすい「隠し包み」などのほか、本やCDを運ぶときに便利な「ブック包み」などを学びました。また最後に、スカーフ1枚で簡単にバッグが作れる方法を実演。「贈り物はサプライズ。上手くいかなくても包んだ心を相手は受け取ってくれます。心を一緒に贈るつもりで」という磯部さんの言葉に、受講者たちは風呂敷を包む手を止めてうなずいていました。そして先生が参加者のテーブルを廻って、丁寧に教えてくれました。包み方のポイント、綺麗な見せ方などのテクニックも知ることができました。かなり和美人度が上がった気がします(笑)! 

 

磯部さんの教室ではテーブルコーディネートを中心にラッピング、紅茶の入れ方等、日常生活をちょっとおしゃれにするヒントを紹介しているそう。「いまの世の中で一番大切なのはすべてに対しての余裕」とおっしゃる磯部さん。少しの間でもそんな時間を持てるように、楽しいこと、きれいなものに囲まれる幸せを分かち合いたいということから教室をオープンされたそうです。磯部先生のお教室に足を運べばライフスタイルがよりいっそう楽しくなると思います。

『SALON DE B.G.(サロン・ド・ベージェ)』は、ライフスタイルのなかで少しでも楽しく潤いのある生活を送り、小さな幸せを見つけるための知識を学ぶことができるサロン。日常にあるものを工夫することで新しい発見ができ、そしてすぐに実践に結びつくコツを紹介しています。テーブルコーディネートを中心にラッピングはもちろん、紅茶から収納まで生活を楽しく素敵に過ごせる術を少人数制で丁寧に教えていただけます。

磯部 久美子 Isobe Kumiko
国際線C/Aとして世界を飛び回る傍ら、テーブルコーディネート、ラッピング、紅茶、整理収納アドバーザーなどの資格を取得。昨年、退職。現在、世田谷でテーブルコーディネートを中心に、普段の生活をちょっと素敵にする術を紹介するおもてなし教室『サロン・ド・ベージェ』を主宰。

筆者プロフィール

黒澤 花織 

出版社 企画営業 

旅行をするのが好きで、国内外、一人旅によく出かけます。ヨーロッパのアートや自然も好きですが、最近は「ことりっぷ」を手に、日光や鎌倉にふらりとでかけることが多いです。土地土地で旬のお料理をいただいたり、かわいい和小物をゲットするのが楽しみですね♪