表参道eco日記 - 12 - ちょっと気になる、メガネの行き先。

(2010.08.05)

突然ですが、「メガネの三大産地」って、ご存知ですか?……答えは「イタリア」「中国」「日本」!
日本では、国産の90%以上が福井県鯖江市でつくられているそうです。
今回取材したお店で教えていただきました。

実は、『メガネ派』の私。仕事モードへの切替えのため、会社につくとメガネをかけ、帰るときにはずします。周囲には『変身用?』と不思議がられますが(笑)、ON / OFFのスイッチをいれる意味で大切なんです。歴代のメガネは10個以上。手軽に気分や印象を変えられるので、メガネ大好き!です。

Myメガネは黒のプラフレーム。仕事のマストアイテムです。

今回は、Made in Sabaeにこだわったメガネのお店があると聞いて『GLOSS AOYAMA(グロス アオヤマ)』をたずねました。モードな『BCPC』、ラグジュアリーな『MUGUET』、日本的モダンがテーマの『JAPONISM』など、いくつかのブランドがありますが、すべてが国産オリジナル製品で、デザイン性が高いだけではなく毎日快適に使える機能性を持っていることが特徴です。鯖江の職人さんたちが支えるGLOSSのメガネには、たくさんのコダワリがあります。そのいくつかをご紹介!

メガネの職人さんのストーリーが感じられる説明も。
GLOSSのコダワリ〜1〜 トウモロコシ産の鼻パッド

 

メガネが鼻にのる部分にある小さくて丸いパーツ。それが『鼻パッド』。それが、なんとトウモロコシからできているそうです(主にメタルフレームのもの)。環境にも肌にも優しい素材で、もし土にうめたら(実際うめる人は少ないでしょうが。笑)、ちゃんと自然にかえるそうです。

 
 
GLOSSのコダワリ〜2〜 竹から生まれたメガネ
 

竹から生まれるのは『かぐや姫』だけだと思っていましたが、なんとメガネも……!

人気商品の『竹メガネ』です。特別に四角く育てた竹からメガネフレームを切り出して作ります。実際にさわらせていただきましたが、とにかく軽い。リピーターが多いというのも納得です。竹メガネの人に会ったら、印象に残るだろうなぁ。
スタイリッシュな店内。写真は、日本的モダンを表現した『JAPONISM』のバンブーコーナー。

 

GLOSSのコダワリ〜3〜 メガネは、ゆりかごから墓場まで
 

GLOSSでは、メガネを生み出して送り出すだけではなく、その回収・リサイクルも行なっています。集まったメガネは『福井県鯖江市のめがね会館で保管』→『毎年10月1日(メガネの日)に供養』→『再利用可能なものは修理して、世界中のメガネを必要としている人たちに寄付』の流れで、リユースされます。

私の場合、メガネは毎日仕事で使うマストアイテム。お気に入りのメガネには愛着があって、仕事のパートナーのような存在です。大切なパートナーだからこそ、手放した後のことも考えながら選びたいなと思います。いくつものコダワリを教えていただくうち、思わずスタッフの方に『次のメガネ、GLOSSで選びます!』と宣言してしまいました(笑)。もちろん、そのときは前のメガネを持って行くつもりです。

 
 
 

GLOSS AOYAMA
Tel.03-5468-5855
11:00~20:00
無休
東京都港区南青山5-3-22 ユニマットブルーサンクポイントA-3 2F
東京メトロ『表参道』駅A5出口から徒歩約3分
●メガネの回収は、メーカーを問わず随時受け付けています。営業時間内にショップまでお持ちください。
●他に、銀座店があります。
http://www.gloss-eyes.com/top.html