『セックス・アンド・ザ・シティ2』は今作もおしゃれの技が光ってます!  キャリーの男装っぷりに注目!

(2010.06.03)

待ちに待った『セックス・アンド・ザ・シティ2』。
笑いあり、涙あり、友情あり、エッチありの内容は、もはやSATCの十八番とも言えますね。では、ネタバレしない程度にデニー的見所を少しだけご紹介します。とにかく、この映画で忘れてならないのがキャリーのファッションです!

最初のシーンで、靴底が赤い『クリスチャン・ルブタン』と思われるゴールドグリッターのパンプスを履いて登場しますが、ここで流れるアリシア・キーズの歌う「ラプチャー」がこの場面によく似合うことったら!

サントラも素晴らしく今の気分と特筆しておきます。そして、私が最も気に入ったのは友人のゴージャスな結婚式のシーンなのですが、介添人を務めるキャリーの男装っぷり、ここだけは絶対にガン見をおすすめします!

スリムなブラックフォーマルのスーツにボウタイをキメて、髪には黒いティアラ! このコーディネート、個人的にはキング オブ パーティーファッションです。洗練の極みです。もうあまりに素敵で、黒いパンツスーツと黒いヘッドドレスの購入を決意したほどです!

4人で出かけたアブタビでは、タイトなディオールのTシャツにボリューム満点のロングスカートで市場へ行くキャリー。フワピタなバランス感って近年日本ではコンサバ気味ですが、ここまで大胆にキメてくれちゃうとモード好きとしても真似しがいがあるってもんです。

ヴィヴィアン・タムとHPがコラボしたノートパソコンがチラっと出て来たりなど、おしゃれ好きなら細かい部分まで目が離せないSATC2。女友達と着飾って祭り気分で思いっきり楽しむのがオススメです!
 

 

ストーリー

友人の結婚式で、久しぶりに顔をそろえた4人の親友たち。ベストセラー作家のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、2年前に波乱の末に結ばれたミスター・ビッグ(クリス・ノース)と、平和な結婚生活を送っていた。PR会社社長のサマンサ(キム・キャトラル)は、自ら選んだ独身生活を謳歌していた。優しい夫と可愛い子供に囲まれたシャーロット(クリスティン・デイビス)は、理想の家庭作りを楽しんでいた。弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)は、キャリアと家庭の両立に励んでいた――。

そんなキャリーが結婚生活に疑問を抱くようになったのは、ミスター・ビッグとの結婚記念日だった。キャリーはその日、ミスター・ビッグに特別な愛の言葉を彫ったロレックスの腕時計をプレゼントする。ところが、夫からの贈り物は、テレビというロマンティックのかけらもない代物。結婚しても、恋人同士のようにドレスアップしてディナーに出かけ、甘い言葉を囁いてほしい──そんなキャリーの願いは、最近ではすっかり無視されていた。ミスター・ビッグは出かけるのを嫌がり、家で寝そべりながらテレビばかり見がるようになった。そのくせ、ようやく重い腰をあげてパーティへ出かけると、キャリーを放ったらかして、妖艶な美女(ペネロペ・クルス)と親しげに話しこんでいたりする。そんなある日、ミスター・ビッグはキャリーに、驚くべき提案を申し出る。週に2日は、別々に過ごそうと言うのだ。

一方、シャーロットは子育て、ミランダはキャリアと家庭の両立、各々が自ら求めた人生に、実は向いていないのではないかと悩んでいた。サマンサもまた、女としての幸せとは何かを見失い始めていた。そんな4人の気分を一瞬で吹き飛ばす、最高にゴージャスな旅への誘いが舞いこむ。サマンサの元カレの出演映画のプロデューサーが、アラブ首長国連邦のアブタビに招待してくれたのだ。仕事も妻や母の役割も一時休止、4人はゴージャスなジェットで旅立った。

宮殿のように壮麗なホテル、世話係の若く美しい男たち、ラクダで行く幻想的な砂漠──遠い異国の地で心癒される4人。そして、運命のいたずらは、忘れた頃に突然やって来る。エキゾチックなマーケットで買い物をしていたキャリーが振り向いたとき、そこに懐かしい笑顔が輝いていた。エイダン(ジョン・コーベット)、キャリーがその人生でもう一人、本気で愛した男。キャリーの胸がときめくのは、友としての再会の喜びか、それとも──。

 

『セックス・アンド・ザ・シティ2』

2010年6月4日(金)より 丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
日本語吹替版 同時上映

出演: サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、
クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン
監督: マイケル・パトリック・キング

http://www.satc2.jp/