まるでパンプスを履いているような、左右の両足を合わせるとぞうさんやキリンさんの姿になるというような、しかもそのキリンにはしっぽがついている！

ミルク色に輝く真珠が小さなお椀に盛られている、まるでごはんみたいな、そしてまた小さなトラックの荷台にシャボン玉が溢れるようにパールが溢れている！

一度見たら忘れられない、面白くてカワイイソックスやタイツ、そしてパールのアクセサリー作っているブランドが『cocomono mamani（ココモノママニ）』です。

東京で開催されたファッション見本市『roomservice』への出場に引き続き、銀座のギャラリー近江にて展示会も開催しました。

 

 

ソックス、パールジュエリーのデザインをしているのは、弱冠25歳の岸上マリイさんです。

「cocomono mamani（ココモノママニ）、というネーミングは不揃いの個々の形をしたパールから「個々のモノ」＝「ココモノ」が生れるということと、そして自然体を表す「心のままに、あなたの思うままに、そのままに」の「ままに」をつなげてできた言葉です。

ブランド名を決めるときにずっと『言いにくくて、オマジナイみたいな言葉がいい！』と思っていたので、この名前に決めた時すごく嬉しかったです。

私は小さい時からファッションが大好きで、特に水玉・ハート・星・動物といったモチーフ柄が大好きで、お小遣いはほとんど洋服に使っていました。

神戸のファッションコンテストで、靴下作りで有名な「神木（こうき）」さんと、パールで知られる「タカハシパール」さんと出会い、それまで私の頭の中にあったいろいろなデザインを製品化していただけることになりました。

 

 

『cocomono mamani』トリオのみなさん。どんなところを見てほしいですか？　とたずねますと　（左から）「材料に高級なラメ糸を使ってみたり思いもよらない発想があるところ」という神木さん、「隠れた楽しい部分をたくさん見つけて欲しい」というマリイさん、「タカハシパールにしかない＜バロックアコヤ真珠＞というベビーパールのあこや真珠を見て欲しい」という高橋さん。

作品のイメージをイラストで描いて、さらに「ふわふわな感じ」などのニュアンスを伝えます。デザインによってできあがりまでの時間は変わりますが、できあがるまでは約２〜３週間です。

たとえば初めて制作した「おでかけ靴下」は何回も履いては調整し履いては調整し、靴と芝生の位置を調整しました。」

驚くべきことに『cocomono mamani』のソックスに描かれているパンプスや、ぞうさんなどの柄はすべて織り込みなのです。プリントではないんです。だから洗うと絵柄が落ちたり、薄くなってしまったりしないのです。

またジュエリーに多く使われているパールは、「タカハシパール」にしかない「バロックあこや貝」です。どちらも品質は保証付きです。

マリイさんの「カワイイ」発想と、神木、タカハシパールの熟練した「ものづくり」が１体となった『cocomono mamani』の製品は、ただの「カワイイ」じゃない、スーパー・ハイブリッドな「カワイイ」である、
と観察しました。

（世界文化観察／バーバラ・ウンフーフー）

 

 

▼cocomono mamani（ココモノママニ）
http://cocomonomamani.com/top.html

『cocomono mamani』の製品は、全国の洋服・雑貨のセレクトショップ、帽子屋さん、鞄屋さん、靴屋さんに卸しています。HPにはWEB SHOPもあります！