『水金地火木土天冥海』は東洋の手仕事をコンセプトにしたセレクトショップです。バイヤーの土村真美が日本やアジアで見つけた繊細で美しい手仕事の形が並びます。中でも、インドのブライダルドレスはインドの手刺繍の極みです。

バイヤーの土村が買付けで訪れるインドにて、煌びやかなサリーに身を包んだインドの花嫁目にした時から、そんな美しいドレスを捜し求めていました。そして土村が出逢ったのが『Geisha Designs』でした。『Geisha Designs』は内にも外にも強く美しい女性像をイメージしたドレスブランドです。まさに日本の「芸者Geisha」に見られるような知性と教養、その身のこなし、重ね着する着物の着こなし……デザイナーはインドの女性デザイナー　シャリ二・ジャイカリア（Shalini Jaikaria）と、男性デザイナーパラス・バイロリヤ（Paras Bairoliya ）の2人組で、現代インドのハイクラス層に向けた、フェミニンでエレガントなドレスをデザインしています。『水金地火木土天冥海』のブライダルライン”INDIA DRESS BRIDAL”は、この『Geisha Designs』にリクエストし、究極的にエキゾチックなブライダルドレスを特別オーダーしています。

インドで古くからサリーに施すため受け継がれてきた豪華な刺繍に加え、レースの切り替え、カッティングワークは、全てインドの職人によるものです。伝統的なテクニックと、民族的なモチーフ、そして新しい西洋スタイルのドレスとが見事に調和しています。

ホワイトやオフホワイトのジョゼットやチュールに施す美しいビーズ、スパンコール、金糸の贅沢な刺繍。特にビーズワークが肌に透けて輝く様子はまるでボディビジューのようで花嫁を究極に神秘的で東洋的でエレガントに仕上げます。

日本には「和装」と「洋装」と大きく分けて２つのブライダルの装いがあると思いますが、そこにもう一つ「東洋の美」をテーマにしたものがあれば、と提案して出来たのが「INDIA DRESS BRIDAL」です。

刺繍に見られるペイズリーや唐草模様などのオリエンタルなモチーフに注目してみて。そしてシルエットはシンプルでコンパクトであっても、施された手の込んだ刺繍や装飾が豪華であること。大人の花嫁を演出します。

また、この1枚のドレスのために、職人さんたちがどれだけ手間ひまをかけて制作したかという、ドレスが仕上がるまでの過程やクラフトマンシップにも、思いを馳せていただけると素敵だと思います。

「INDIA DRESS BRIDAL」に合わせたいのが『emi takazawa 』のヘッドドレス。『emi takazawa』の作家・高澤恵美さんは群馬県桐生市の伝統的な’横振り刺繍’の技法を用いて美しいコサージュ、ヘッドドレス、耳飾りを作っています。

国産の糸を国内で染めた絹糸で産み出す、絶妙なグラデーション……『emi takazawa』のヘッドドレスは、まるで高澤さんの頭の中にある架空の花を辿るように横振り刺繍で布に刺し、花びら一枚一枚に表情をつけて生まれた立体的な作品です。特に「寿」はまさに花嫁のためにイメージして制作されたヘッドドレスです。和装にも洋装にも神秘的に合わせることが出来ます。

『H.P.FRANCE BIJOUX』はファッションジュエリーのセレクトショップです。ファッションジュエリーに加え、自分らしさを追求する大人の女性に向けた高感度なトータルブライダルスタイルを提案するウエディングを提案しています。ブライダルシーンにおいても自分らしさを重視する女性に向けた個性的なラインナップが魅力です。

今年のウエディングスタイルは、デザイナーのアレクシ・マビーユによる「ALEXIS MABILLE×H.P.FRANCE BIJOUX」。 アレクシ・マビーユは2005年にブランドを立ち上げ、オートクチュール、プレタポルテともにコレクションを発表。『イヴ・サンローラン』や『ランコム』とのコラボレーションにも抜擢される注目のデザイナーです。アレクシがデザイン画から制作したドレスは、ドレープや、着た時に分かるカットの美しさといったオートクチュールメゾンならではの美しいシルエットが魅力的です。

どのドレスもミニ丈やリボンモチーフなどコケティッシュな愛らしさに満ちていますが甘くなりすぎないのは、上質なクチュール感によるもの。大切な日を迎える花嫁様を愛らしく、そしてモードに仕上げるドレスです。ガーデンパーティやレストランブライダルといった肩ひじ張らないパーティにおすすめです。