『キンフォーク』×『アクタス』 『アウアー』人気の理由と2014 A/W、 『スローハウス』
(2014.09.07)人気ライフスタイル誌『キンフォーク』の編集長ネイサン・ウィリアムスさんと、インテリアショップ『アクタス』が立ち上げたブランド『アウアー』。その魅力と、秋冬に展開についてプレスの霜降さんに書いていただきました。
『アウアー』
ブランドスタートのいきさつ。
『KINFOLK(キンフォーク)』創刊当初より、ネイサンをはじめとする『OuurStudio(アウアースタジオ)』のメンバーには雑誌作りと同じアプローチで自分たちが納得のいくプロダクトを創りたいという想いがありました。またネイサン自身が日本のモノづくりに対する姿勢に高い関心を持っていました。
一方日本では、『ACTUS(アクタス)』が手掛ける『SLOWHOUSE(スローハウス)』は、そのコンセプトが『KINFOLK』の世界観と非常に通ずる部分があると感じていました。『KINFOLK日本版』の創刊に合わせネイサンが来日した タイミングで双方の意見交換をする日が実現。価値観を共有することができると確信し共にプロジェクトを開始したことが『Ouur(アウアー)』誕生の経緯です。
”素材感”、”着心地”にこだわりを持ち
暮らしの本質を見据える。
『KINFOLK』の世界観を体現したブランドとして、『Ouur』が大切にしていることは”素材感”、”着心地”にこだわりを持ち、暮らしの本質をきちんと見据えている部分。それらからおおらかさを感じるところが人気の理由でしょうか。
デザインもプラスしていくだけでなくマイナスしてどんどんシンプルになればなるほど、本質を極めることになります。着飾ったり盛る事ではなく、ありのままを自然な形として表現しているところが共感を得ていると感じます。
『Ouur』2014 A / W
『Ouur』の2014秋冬は、アメリカントラッドとUKトラッドのミックススタイルが軸となっています。ややカジュアルダウンした装いで心地良さをプラスしています。2014春夏に引き続きリネン素材を使用したコレクションのほか、良質なウールのニット『Jamieson’s(ジャミーソンズ)』 )やコットン素材も充実。そのほか『Harris Tweed(ハリスツイード)』のデットストック生地を使用したダブルネームアイテムも展開します。日本の羽織をイメージしたシグネチャアイテムのジャケット、赤耳セルビッチの上質なパジャマに加え、数量限定の上質なムートンコートは今季最注目アイテムとしてすでに話題になっています。
中でもレディースではプレス関係者にとても反響が大きかったムートンコート。日本国内のみでの数量限定販売。どんなジャンルでもスタイリングできるふり幅も感じられ、シンプルなデザインは一生を通して大切にしたいと思わせる逸品です。
メンズでは『Jamieson’s』別注のシェットランドウールのを使用したスウェットの様なニットアイテムや、ハリスツウィードのデッドストックの生地を使用したジャケットが注目されておりポートランドを感じさせるウール使いのアイテムがおすすめです。
『Ouur』のフルラインナップが揃う
お店『SLOWHOUSE』
『ACTUS』のライフスタイル『SLOWHOUSE』は、日本とは思えない雰囲気と海に面した立地という好条件が揃っているので、海外の港町に訪れたようなほっと一息つけるところが魅力です。『Ouur』のフルラインナップが揃う唯一のお店でもありますし、エシカルで丁寧な暮らしが体感できるところも年齢層問わず共感して頂けるのでは。ジビエ料理のレストラン『SOHOLM(スーホルム)』では、良質な肉や旬の野菜を心ゆくまで楽しめます。
所在地:東京都品川区東品川2-1-3
(天王洲アイル駅から徒歩5分)
TEL :03-5495-9471
営業時間:11:00–20:00 不定休