毎日手にしたい器、木工、金工作品
『シボネ青山』器のある暮らし 展。

(2013.02.25)

器の中園晋作、金工の中村友美、
木工の田澤祐介の3人をフィーチャー。

『CIBONE Aoyama (シボネ青山)』で開催中の作品展「器のある暮らし」。

日々親しみ、時間をともに過ごす器のある暮らしをテーマに、器で食事するときに一緒に使ったり、食器のワードロープに仲間入りしたらうれしいな、という小さなものや、ちょっと大きなものまで展示しています。

4回目にあたる今回は陶器の中園晋作さんのほか、金工の中村友美さん、木工作家の田澤祐介さんをフィーチャーしました。

金工の中村友美さんは以前から 『CIBONE Aoyama』で作品を取り扱っていた作家さんで、鍛金(たんきん)という伝統技法を用いて、やかん、さじ、身につけるものをつくっています。時を経ても、時代を超えても美しいと思えるもの。そういうものがつくれたらと思い日々制作に励んでいます。


中村友美さんは武蔵野美術大学でインテリアデザインを勉強。デザイン事務所勤務の傍ら作品作りをスタート。今では奈良に工房を構え制作しています。

木工の田澤祐介さんは大学で林学を修め、自然環境、動植物調査を経験、建築コンサルタントの仕事へ。その後木工を学び、インテリアショップの家具工房や、北欧のアンティーク・ファニチャー・ショップへ勤務、2010年から木工工房『森想Think! Forest』としての活動をスタートさせたユニークな経歴の持ち主です。自分の作る木の道具を手にした時が、森林や自然に思いを巡らせるきっかけになったらうれしく思うと考えています。


木工の田澤祐介さんは、木工作家になる以前は森林や林業、自然環境に関わる仕事に関わっていました。木の道具を作る今の活動にも繋がっています。

陶器の中園晋作さんは今回の「器のある暮らし」に登場するのは2回目。益子で制作活動を続け、益子焼ならではのあたたかみと、現代的なシャープさを兼ね備えた作品が特徴的です。「器から始まる楽しみが、暮らしを楽しむ事に繋がっていく事があれば嬉しい。」といいます。

会期は3月24日(日)まで。毎日手にしたい器がきっと見つかるでしょう。


陶器の中園晋作さんは、近畿大学文芸学部芸術学科卒業後、2年間の教職を経て制作生活へ。陶芸の色や質感というものに惹かれ追求しています。
『器のある暮らし』

会場: CIBONE Aoyama (シボネ青山)
開催期間:2013年2月21日(木)〜3月24日(日)
時間:11:00〜21:00
電話番号:03-3475-8017
不定休