元々”Tastemaker（テイストメイカー）”には、「流行させる人」と言った意味がありますが、私たちは「目利き」という風に捉えています。モノがあふれ、早くモノが手に入る時代の今、“いいモノ”とは、便利なだけでなく、愛着を持ってずっと使っていきたいと思えるようなモノだと考えています。また、商品だけでなく、商品の生まれた土地のカルチャー、職人の思いやこだわりも合わせて、私たち独自の視点で提案していきたいと思っています。

『The Tastemakers & Co. 』のこの秋のテーマは”small trades（スモールトレーズ）”。職人的な手間と時間をかけた、限られた数しかできないモノを紹介しています。そのうち、衣食の”BLUE FIELDS（ブルー フィールズ）”では、ウィリアム・クロール氏の『テンダーコー（TENDER Co.）』を大きくフィーチャーしました。

”DENIM MASTER（デニム・マスター）”と呼ぶにふさわしい技術とセンスを持ち合せた『TENDER Co.』 のコレクションを かねてから注目してきました。中でも、ウィリアム 氏自身が一枚一枚手染めする Woad 染めは、今では大変希少で『TENDER Co.』の個性でもあります。 歴史や伝統をリスペクトし、彼の飽くなき探求心が作り出すモノには、年月が経たときの味、さらには何十年も使い込んだとき、その確かな技術と丁寧なモノ作りの姿勢を感じます。

ウィリアム氏も『The Tastemakers & Co. 』のコンセプトやセレクトに共感してくださったことで、日本ではほとんど展開のない ”Hand Thrown Pottery” シリーズをはじめとした、別注コレクションを展開していただきました。

『small trades』の食「FOOD DEPT.」では『ポールスターファーム（POLESTAR FARM SAUSAGE）』を新たにご紹介します。

『POLESTAR FARM SAUSAGE』峠舘泰之氏との出会いは日々の生活の軸となる「食」を切り口に、これまでもそのフードが生まれた場所や背景から、そのフードにまつわる道具やその土地で長く愛されている習慣などをリサーチしている時です。峠舘さんはソーセージの本場ドイツに渡り、フライシャーマイスターという国家資格を取得。帰国後、岩手県北部、大自然に恵まれた奥中山高原で自家牧場の牛・豚を使い、ドイツ製法にこだわったソーセージやサラミを製造しています。

『POLESTAR FARM SAUSAGE』の定番商品「 ブラートヴルスト（BRATWURST ）」はドイツ語で「焼きソーセージ」という意味です。今回『POLESTAR FARM SAUSAGE x The Tastemakers & Co.』のコラボアイテム「ブラートヴルスト」（BRATWURST 735円）を作りました。これまでのもののサイズを大きくし食べ応えを増して、パッケージデザインを変更しました。

11月16日（土）にはイベント”スパイシーvs シュガリィフードショー（SPICY vs SUGARY” FOOD SHOW）”を開催します。この『POLESTAR FARM SAUSAGE x The Tastemakers & Co.』の「ブラートヴルスト」も味わうことができます。

日時： 2013 年11 月16 日（土）　14:00 ～ 19:00　
エントランスフリー
（※なくなり次第終了となります。）

フード: HORRY`S BAKERY、LONG TRACK FOODS、POLESTAR FARM SAUSAGE）
ドリンク: VERDE（コーヒー）、BLUE MOON（ビール）

下町・堀切の『ほりぐちベーカリー』 とのコラボレーションベーカリー『ホリーズ・ベーカリー（HOLLY’S BAKERY）』 “CURRY DOUGHNUT vs. CREAM DOUGHNUT”カレードーナツとクリームドーナツを、人気デリカテッセン『ロングトラックフーズ（LONG TRACK FOODS）』の限定スペシャルフードとホットチョコレート 、本場ドイツ仕込みの『POLESTAR FARM SAUSAGE x The Tastemakers & Co.』で作るベルリン 名物料理 「カリーヴルスト（Currywurst）」 などをご紹介します。ぜひのぞいてみてください。
（The Tastemakers & Co. / スタッフ 緒方秀樹）