野菜作りをしている農家のみなさんの手から直接、野菜や果物が買える青空市場、マルシェといったイベントが定期的に開催され、全国的に人気も定着して来ました。マルシェファン、という人も少なくないはず。そこで朗報！　2014年9月7日（日）11:00-17:00〜、代官山エリアの人気マルシェ3つが同時に『ウィークエンドマーケット 代官山 』として開催されます。

代官山では毎月3つのマルシェが開催されています。2009年4月に『ヒルサイドマーケット』（ヒルサイドテラスF棟・G棟前 ヒルサイドスクエア　第1日曜開催）、2011年7月からは『代官山マルシェ』（マンサード代官山1F Theatre 第4土・日曜日開催）、2012年4月からは『代官山朝市』（代官山T-SITE　メインストリート　第1、第3日曜日、朝7時から11時半）がスタート。ゆったりとお散歩がてら立ち寄れる楽しいスポットになっています。

『ヒルサイドマーケット』は『ランドスケーププロダクツ』、『こどもビームス』、『ヒルサイドパントリー代官山』と共に考える月代わりの企画で開催される食・雑貨、骨董、古書、やきものの市です。『代官山マルシェ』は「農家と出会える街、代官山」をテーマに全国の野菜、コーヒーやスパイス、ドレッシングなど食卓を豊かにする食材のマーケット。『代官山朝市』は関東近郊の生産者がレギュラーで出店、野菜はもちろん焼立てパンやベーグル、骨董、フラワー、こだわりのお茶やスパイスなどを販売。新しい朝の過ごし方、朝の風景を提案しています。

今回の3つの市場同時開催の企画は、実は3月11日の大震災が大きく影響しているようです。

「災害時に強いまちづくりは『クラブヒルサイド』（代官山ヒルサイドテラス）の理念、「アーバンヴィレッジ代官山（都市のなかの“むら”）」の基本テーマににもなっていて、地域活性の一環として、ご近所づきあいが大切。都市では希薄になりがちなので、まずは、皆が顔見知りになることを目標とし３社のマーケットをつなぐプロジェクト実現に向け、先行してウェブサイトを立ち上げました。今回はじめて日時を合わせての協働マーケットが実現したという次第です。」（ウィークエンドマーケット事務局 / 菊池麻美さん）

ふだんは週替りのこれらの市を、9月7日共催のチャンスを逃すことなく、お散歩しながらまわってみたいですね。