『Age(アージュ)』女の目も騙す、年齢不詳美肌スペシャル35歳過ぎても、ヨレない、ひび割れない。夏の肌(土台)づくりは、「卵型スポンジ」がカギ!

(2009.07.08)

今春フリーランスとして活動を始めてから、初めていただいたお仕事が『Age』vol.1。
それはもう、気合入れまくりでビューティページを担当させていただきました、ライターの米田桃子です。

そもそもWEBへの寄稿は初体験なので、「炎上」とか「あぼーん」(←これ一体どういう意味ですか?)という言葉、そして池田編集長の「WEBの原稿まだかしら?」という優しい催促に怯えながら書いています。ガクガクブルブル……。

さて、今回はビューティページの取材にあたり、改めて“職人技”というやつに敬服したわたし。

―――黒田啓蔵さん。美容誌をはじめ女性各誌で活躍する、言わずと知れたトップ・ヘア&メイクアップアーティストですが、彼の手仕事を間近で拝見させていただいて、もう感動というか、「プロの仕事ってこういうことなんだなぁ」と今さらながら感服。本誌では、アラフォー世代に向けたベースメイクの最旬テクニックとともに“メイク前に、いかにして最高の土台づくりをするか”ということをご指南いただいたわけなんですが……、

すごいんです、肌づくりの妙技が! 仕事は超スピーディなのに、化粧水も、クリームも、下地も、ファンデーションも、黒田さん手にかかるとみるみるうちに肌の一部になっていく! 指の腹で何度も、優しく優しく細やかに肌へ叩き込んでいくんですね(イメージできますか? 言うなれば、かの大ヒットゲーム「シュウォッチ」(by ハドソン)に16連射で挑む高橋名人の手の動きが、よりソフトに、肌への愛情たっぷりになった感じです。わかりませんか?)。

さらに目からウロコだったのが、黒田啓蔵流ベースメイクの「三種の神器」。詳しくは、『Age』のビューティページをご覧いただきたいのですが(うふふ)、みなさんはメイク用スポンジでフェイスクリームを肌に塗布したことありますか?

これがやってみると、思いのほかイイ。わたしは未だにクリームの「適量」というやつが理解できていないようで、塗りムラを残してはそこから吹き出物が出たり、ファンデがヨレたり、としょっちゅう鏡を見ながらガッデムと独り言ちていたわけですが、卵形スポンジで塗布すると仕上がりは歴然の差。肌全体にムラなく伸ばせるのはもちろんのこと、卵の先端部分を使うことで目元や口元の凹凸もきっちりカバーできる。さらに、肌のキメがとってもきれいに整うので、ファンデーションも自然と薄づきに、まるでツヤのヴェールを一枚かけたみたいに仕上がるんです!

どうですかお客さーーん! いえいえ、冗談抜きで、今やこの工程はメイクアップの前には絶対欠かせないマストテク。イチ女子として、この技に巡り会えてよかった! と感謝している次第であります。

『Age』渾身のビューティ特集はp.44から。モデルカットのヘア&メイクも黒田啓蔵さんがご担当しています。
朝のスキンケア、仕上げのクリームは卵型スポンジで!

そんなわけで、ディレクター以下ライター勢が総力を挙げて尽力した今回の取材。試したコスメの数も膨大で、ある週は1日平均2hほどしか寝られないときもあったけれど、今はすっかり落ち着きムードです。愛しのマシマロちゃんことフィレンツェのリネン屋さん「マッツォーニ」のふかふか枕と、女性らしさを喚起させるような「プロソリューション ホワイトニングエッセンス プラティーヌ」の薔薇の香りに包まれて、冬眠ならぬ梅雨眠を満喫しております。雨音を子守唄に眠る時間って最高にシアワセ~。

先日ゲットした「MAZZONI(マッツォーニ)」の枕。写真では伝わりにくいですが、厚みは優に20cmオーバー。ちなみにサイズは50×80cm。たっぷりの羽毛が頭を優しくホールドして、長年のクセだったうつ伏せ寝防止にもひと役買ってくれています。もう手放せない~。
表参道のアイビューティ専門店『サロン・ド・ヒロコ』から誕生した、オリジナル美白美容液。これを開発したオーナーの弘子さんは、美への情熱といつもチャーミングな笑顔で接してくださる魅力的な女性。お会いする度に癒されています。「プロソリューション ホワイトニングエッセンス プラティーヌ」8,400円。店頭で購入可能です。

筆者プロフィール

米田 桃子(まいた・ももこ)

フリーライター。将来の夢はラジオパーソナリティ(最大の難点は、おちょぼ口による滑舌の悪さ)。
『Age(アージュ)』vol.1では、ビューティページを担当。唯一購読していた雑誌『ダカーポ』が休刊になってしまい、只今雑誌ジプシー状態。気持ちの浮き沈みが激しいため、ダカーポに連載されていた「メカアフロくん」に登場するおやつ大好き部長のような強いメンタルを持ちたいと切望。今もっとも行きたい場所は、岐阜県(養老天命反転地と関ヶ原ウォーランド)。