はじめまして。PRプランナーの吉戸（よしど）三貴です。 環境関連のプロジェクトを中心に様々なPRのお手伝いをしています。今日から、表参道発のちょっと「eco」な話題をお届けしてまいります。

なぜ表参道かというと……表参道は、私が住み、働いている大好きな街だから。最先端のファッションも、流行のレストランもあるけれど、どこかゆったりとしていて落ち着いた雰囲気がとても気に入っています。

さて、記念すべき第1回目は、「チョコレート」の話題。

チョコレートは最愛の食べ物。友人達の間でも私のチョコレート好きは有名で、数々の伝説が語り継がれています。

レジェンド１　パリ時代の学生寮で……
お部屋の棚いっぱいに、チョコレートのお菓子とそれにあうお茶やコーヒーを常備していたため、「Mikiはパレ・ド・ショコラ（チョコレート宮殿）に住んでいる」という噂が広まる。

レジェンド２　イタリア、名画「最後の晩餐」の前で……
イタリア人の友人に「最後の晩餐は何がいい？」と聞かれ「チョコレート！」と即答。「日本人ならSUSHIだろう……。」とあきれられる。

レジェンド３　音楽の都ウィーンで……
有名なチョコレートケーキ「ザッハートルテ」を食べ比べ。『Z』『D』2つのカフェが「元祖」を主張しているので、どちらが美味しいか試したくて連日カフェに通い『D』のギャルソンに「また来た！」と驚かれながら一生分のザッハートルテを食す。

さらに、ベルギーではお腹が痛くなるくらいショコラティエをはしごするなど……伝説は尽きないのですが、ただ、最近は少し楽しみ方が変わってきました。相変わらずチョコレートは大好きですが、「買う＝作る人や方法を選ぶ」「食べる＝自分のカラダをつくる」ことなんだと意識するようになって、ちょっと考えて選ぶようになったんです（大人になりました、私）。

そんな時に仕事仲間が教えてくれたのが、「世界を変えるチョコレート」。パッケージ買いしてしまいそうなかわいいデザイン、環境に配慮した方法でつくられた原材料、スイスのチョコレート工場で最大72時間練り上げる丁寧な製法、しかも繊細なココアバター100%使用のため秋冬の期間限定……！これは試さずにはいられません。それにしても、世界を変えるって、どんなチョコレートなんだろう。ワクワク。

あたたかみのあるイラストの中身は本格的なスイスメイドのチョコレート。photo / People Tree

早速、そのチョコレートがある『ピープル・ツリー 表参道店』へ。ドアをあけるとすぐにカラフルなチョコレート・コーナーが！そして、パッケージには「フェアトレード」の文字。そう、「世界を変えるチョコレート」とは、人と地球に優しいフェアトレードチョコレートだったんです！ 私たちがフェアトレード商品を買うことが、持続可能なものづくりを支え、世界のしくみを変えていく。甘くてかわいいチョコレートにはそんな秘密が隠されていました。

チョコレートを買う、贈る、食べる……そんな日常の行動が世界をちょっぴり変えることにつながるとしたら、それはとても幸せな味がするはず。期待を胸に、デザインにひかれた50gシリーズを手にとりました。残念ながら牛のパッケージがインパクト大の「ミルク」は売り切れ(１月下旬に再入荷予定)でしたが、オーガニック・ビター、オレンジ、へーゼルナッツ、ホワイト・クリスピー、レーズン＆カシューナッツ、シナモン、コーヒーを購入。

どのフレイバーも、パッケージに描かれた素材そのものの味がストレートに表現されています。今までたくさんのチョコレートを食べてきましたが、そのフレッシュさにはびっくり。ビターは少し酸味のある新鮮なカカオの風味が口中に広がるし、コーヒーは淹れたてを本当に飲んだような後味。ほかのチョコレートも、シンプルな形や色からは想像がつかないほどの個性を持っています。スイスの職人がチョコレート一杯につめこんだオレンジやシナモンが元気よく飛び出してくる、そんな感覚です。久しぶりに、チョコレートに「めぐりあえた！」という気持ちになれる幸せな味でした。個人的には、果汁の存在を感じられるオレンジチョコレートがお気に入りです。

お気に入りのチョコレートを食べている時の私は、かなり幸せそうな顔をしているらしいのですが（笑）、チョコレートの先に世界中の笑顔があることを想像すると、さらに幸せな気持ちになれそうです。それを言い訳に、ダイエットを忘れて手をのばしてしまいそうな自分がこわいけれど……。

もうすぐバレンタインデー。街にはたくさんのチョコレートがあふれますが、今年はちょっとだけ目先を変えて、世界とつながるプレゼント「フェアトレード・チョコレート」を選んでみてはいかがでしょうか。

フレッシュなフレイバーはリフレッシュにもピッタリ！　photo / People Tree