『レ・ランデヴー・ド・トキオ』
レシピ本出版&4周年パーティ。
(2013.06.07)
『レ・ランデヴー・ド・トキオ』から
物語のあるレシピ本 『SAUCE』
東京・西麻布 レストラン『レ・ランデヴー・ド・トキオ』のいかいです。『レ・ランデヴー・ド・トキオ』からふたつのお知らせです。
ひとつは、『レ・ランデヴー・ド・トキオ』からレシピの本『SAUCE(ソース)』を出版しました。
フランスが好き! 音楽が好き! 映画が好き! 美味しいものが好き! といろんな事に興味のある夢見がちな高校生だった私が手にした1冊の本『ハーブ&スパイスの地中海料理ノート―香りのごちそう通信』 。『レ・ランデヴー・ド・トキオ』の鶴岡シェフと私が出たったきかっけになったお店のオーナーシェフ 我らが師匠パトリスジュリアンのレシピ本でした。
お料理と音楽を提案した素晴らしい装丁の本。心が躍る 物語のあるレシピ本にうきうきしました。レシピ本をみて 好きな人にご飯をつくって幸せになれました。
幸せな人生とは常に幸せな食事と共にあります。私がドキドキしたあの感動を皆様にも味わっていただきたい。美味しいで幸せになれるんだよ、と生きる喜びをみなで共有したいという思いがあり、本『SAUCE』を出版することにしました。
鶴岡喬之シェフと私の師匠パトリスジュリアンが出していた本の中に『生活はアート』と いう本があります。そう 美しく生きたい。ARTの様に。
『レ・ランデヴー・ド・トキオ』では既にレストランでレコーディングしたCD『Les Rendez-vous de Tokyo/uhitokiyosue』を製作、『国立新美術館』のミュージアムショップ『スーベニアフロムトーキョー』などでも扱っていただいています。その同じ流れでコンセプトは 「ART Recipe BOOK」にしました。アートブック 絵本としても楽しめるレシピ本です。
アートディレクション、デザインを手がけたのは長谷川弘佳さん。20代という若さなのに素晴らしい感性の持ち主。MIHOさんの写真、イラストのアートワークで素敵な本になりました。
「料理は冒険」というこのSAUCE本は、「このソースをこの食材に合わせたら楽しいんじゃない!」 という提案本なので いろんな食材にあうソースを考えました! 『SAUCE』からレシピ例をひとつご紹介すると……。
『SAUCE』より
アリッサ+鴨胸肉ロースト
アリッサソース
焼いたお魚 焼いたお肉 油っぽいものに合わせてみてください!
材料
トマトペースト 100g
ニンニク(摺り下ろし))5g
カイエンヌペッパー 小さじ1/2
クミンパウダー
小さじ1
塩 6g
水 100g
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
作り方
1. 材料すべてを小鍋に入れ、なめらかになるまでかき混ぜながら、中火で火を入れる。
2. 火が入ったら、氷水で冷やす。
たとえば鴨に合わせてみたら?どうだろう!
magret de canard rôti avec taboulé de poivron rouge et de haricot rouge
鴨ムネ肉のロースト 赤パプリカとレッドキドニーのクスクスサラダ
pan-roast duck breast with red pepper and kidney beans couscous salad
材料
スムール(クスクス) 40g
水 35g
エキストラバージンオリーブオイル 5g
塩 適宜
赤パプリカ ½ヶ
レッドキドニー(水煮) 60g
塩 適宜
鴨胸肉 1枚(250g程度)
レモン汁 15g
塩 適宜
エキストラバージンオリーブオイル
塩 適宜
粗挽きコショウ 小さじ1
作り方
1. スムール(クスクス)をボウルにいれ、水、エキストラバージンオリーブオイル、塩を混ぜ合わせたものを一度沸かし入れる。ラップをして、10分以上蒸らしておく。
2. 赤パプリカを5mm角に切る。レッドキドニーの水気をよく切っておく。
3. フライパンを中火で熱して、熱くなったら皮目に格子状に切れ目を入れ塩をした鴨胸肉を皮目から焼く。3分程度焼いたら、ひっくり返して1分程度焼く。240℃に予熱したオーブンに耐熱皿にのせて、5分入れる。5分後取り出して、鉄串を中心に刺し、唇の下に当てて熱いことを確かめ、アルミホイルで包み8分休ませる。(ぬるいようなら、2分程度オーブンに入れる。)
4. スムールを手でほぐし、赤パプリカ、レッドキドニー、レモン汁、塩、エキストラバージンオリーブオイルを入れ混ぜ合わせ、お皿に盛りつける。
アルミホイルから鴨ムネ肉を取り出し、縦半分に切り、塩と粗挽きコショウをふりかけてスムールの上に盛りつける。
アリッサソースをお皿の周りに飾り付ける。
『レ・ランデヴー・ド・トキオ』
4周年イベント開催します。
もうひとつ、お知らせです。『レ・ランデヴー・ド・トキオ』、4周年なので日曜日4週間連続パーティーします!
6月9日の日曜日から毎週、鶴シェフおつまみカナッペ、ワインを楽しみながら素敵な音楽ライブを!
『レ・ランデヴー・ド・トキオ』 4周年パーティ
Les Rendez-vous de Tokyo 4th Anniversary Party
会期:2013年6月の毎週日曜日9日、16日、23日、30日
時間:13:00〜17:00
会場:レ・ランデヴー・ド・トキオ 東京都港区西麻布3-13-20 ヒデビルB1 tel 0354108110
料金:4,000円 鶴シェフおつまみカナッペ、チキンとお野菜のクスクス、ワンドリンク、素敵な音楽ライブ付
出演アーティスト:
6月9日(日) 田島拓&Nawa
6月16日(日) 高橋ピエール
6月23日(日) 辰巳真理恵
6月30日(日) Cifa&タカツキ
6月9日
Taku Takiima guitarist & Nawa singer
田島拓:2000年に奨学金を得て、Boston Berklee College of Music に留学。W.Beasley、上原ひろみ等、多数のレコーディングセッションやライブに参加。帰国後はスガダイロー、嶺川貴子、竹内力、Rie Fuなどのサポートや自らのユニット、海外映画音楽、舞台音楽制作、楽曲提供など多岐に渡り活躍中。
Nawa:学生時代より都内ライブハウスやクラブにて活動。X-BoxやPlay Stationのゲームソフトの曲にボーカリストとして参加した他、楽曲提供の際の仮歌の吹き込みなどを行い、その歌唱力を声質には定評がある。絶大な信頼を置くギタリスト田島拓とDUO編成で現在も活動中。
6月16日
高橋ピエール 音楽家、ギタリスト
高橋ピエール:「強さとナイーブ、ストレンジとピュア、そしてイマジネイションとドライブ、ピエールギターとしか言い様の無い独特な音楽。耳元から心深く艶やかな音を届けるノーブルロマニスト。」CD「a ton oreille(ア・トンノレイユ)」発売中。
6月23日
辰巳真理恵 ソプラノ
辰巳真理恵:二期会オペラ研修所第58期在籍中。声楽を三林輝夫、林ひろみ、釜洞祐子、緑川まりの各氏に師事。2013年3月にはオペラ「魔笛」パパゲーナ役にて全幕オペラデビュー。5月にはスーパー☆テノール山本耕平と歌った、千住明作曲・辰巳琢郎作詞「乾杯の歌~KANPAI-SONG~」をレコーディング。7月28日にはMarie’sSalonプロデュースVol. 10『SummerVacation -おとめonly リターンズ-』を企画制作し、自ら出演する。
6月30日
Cifa singer and Takatsuki Contrabass
タカツキ:「ラップ+ウッドベース」というかつて無いスタイルでヒップホップ界に突如現れた、東京、京都、NYを渡り歩く21世紀の吟遊詩人。また、気鋭の若手ヒップホップ集団『SMRYTRPS』や、ポエトリーとラップのミクスチャーバンド『SUIKA』 のメンバーも務める。’99年NYの『ニューヨリカン・ポエッツ・カフェ』のオープン・マイクに参加。’06年 『SMRYTRPS』がメジャー・デビュー。更なる注目を集める。
Cifa:R&B、ゴスペル、Jazz、Hip&Hop、ポップスや歌謡、様々なジャンルをボーダーレスにおり込んで、独自の表現とスタイルで歌う。 自身のユニット、SoulTribeConnectionのボーカルとしても活動している。