おしゃれ花嫁ファイル – 8 - 古さと新しさ、自由を融合させた、女性らしさ漂う花嫁。

(2010.06.04)

洋服のコーディネーターをしている坂口絵美(旧姓:大塚)さんと、新郎の坂口由洋さん。          
昔の建物が大好きで、ガーデン式にこだわったお二人が選んだ会場は国際文化会館。
こちらの国際文化会館は、国際文化交流の場としても活用され、本館は国の有形文化財にも登録されているほどの伝統ある建物です。   

おしゃれなお二人はあえて装花はほとんど使わず、そこに広がる広大な和風庭園をそのまま生かし、古き良き伝統ある場所で、念願のガーデン式を挙げました。

天候にも恵まれ太陽の下での人前式。みんなが見守る中、笑顔で誓い合ったお二人は、キラキラ光っていました。ゲストと一緒に歌ったり、とにかく明るく楽しい式にしたかったお二人の希望が叶ったガーデン式。開放感溢れるガーデンは、自然とゲストとの距離も近くなり、アットホームな雰囲気に包まれました。

 

挙式&披露宴コーディネイト

会場:国際文化会館

広い庭園から、東京タワーが見えます。庭園は外からは分からないため、中に入るとゲストが喜びました。

ウエディングドレス:『Maria et Mariee』

アンティークレースと現代の素材を組み合わせたドレス。このドレスの名前は「Diamant」。
スカートの部分のダイヤ柄がまるでダイヤモンドのように輝いていることから付けられたこのドレスのトップスはアンティークレースが使われています。ヘッドアクセサリーも『Maria et Mariee』のオリジナルを使用。  

マリッジリング:『himie(ヒーミー)』

アンティークと呼ばれる100年後をイメージしながら作っているブランドです。銀座松坂屋のヨシオラリさんプロデュースのウエディングフェアで見つけました。

                                      

最初は、ベールにアンティークレースで作られたトップスを合わせて登場。
披露宴は、インパクトのあるヘッドアクセサリーとアンティークブラウス。
お色直しでストールを頭に巻いて、後ろのウエスト部分に大きいリボンを付けました。
ブーケは、小さめの実の物や、ツヤの無い雰囲気のグリーン等を使いナチュラルに。
メッセージカード兼、座札として使った教会の形をしたカードは、マリッジリングと同じ『himie』のデザイナーが作成したもの。

 

『himie』のリングケースをそのままリングピローへ。
装花は、ユーカリと小振りなバラを添えて。

自然の光に包まれて、笑顔のたえない一日。伝統ある庭園の中で、ドレスや装花、リングに至るまでこだわり抜いた式は、本当にお二人らしいセンスの良さが満載。ヘッドアクセサリーや、アンティークブラウス、アンティークストールなどで自由にアレンジしてスタイルに変化をつけ、リングに至ってもアンティークの要素を入れることで、古さと新しさと自由を融合させ、女性らしさを漂わせる花嫁が誕生しました。

筆者プロフィール

加藤 茜(かとう・あかね)

Maria et Mariee PR担当

花嫁の幸せを願うおまじない[サムシングフォー]の中のsomething old・something newからアンティークレースと新しい素材・デザインを取り入れたオートクチュールウエディングドレスブランド【Maria et Mariee】にてPRも含め企画・パターン・製作まで行っています。



『PRESS ROOM』でも『マリア エ マリエ』のプレス記事を担当中。