表参道、六本木、丸の内、銀座のクリスマス・イルミネーション! 発光する東京の模様。

(2009.12.15)

「ひか〜りぃ、ひか〜りぃ〜、ぅあーたくしたちは、ひーかりのこどもぉ、ひーかりのょおぉにぃ〜♪」(出典・さんびか)とイルミネーションに輝く街角に天皇誕生日がクリスマスがたいへん近くなってきました。東京の年末気分も最高潮に達しつつあります。この発光する東京の模様を写真に収めてまいりました。

写真はクリックで拡大します。最上段左より/立ち止まることのできない表参道歩道橋より246方面を臨んだところ。表参道ヒルズ前のツリーの中。記念撮影したい旅行者でいっぱい表参道ヒルズエントランス。2段目/アニヴェルセル表参道エントランス。表参道はキディランドのある西サイドがイルミネ勝負では勝ちだと思われます。ブティックのビル自体がカラフルに輝いています。3段目/青参道に入ってもイルミバトルは続くのです。東京ミッドタウンの「シャンゼリゼ・イルミネーション」。「グラススクエア」はまわりがよい具合に暗くて恋に目がくらんだふたりにぴったり。4段目/六本木ヒルズのクリスマス・マーケット。中でキリストの降誕劇の人形がくるくる回転、クリスマス・ピラミッド。ヒルズからさくら坂レジデンスに向かう橋からのビュー、背後を強風がビョー。5段目/オーソドックスなクリスマス・デートとクリスマス・ツリーの風景、『ミキモト』前にて。同じく『ミキモト』前のスノーマン。その前に止まるベロタクシーもイルミネーションでピカピカしていました。6段目/丸ビルホール「マルキューブ」のツリー。丸の内仲通りのイルミネーション。みなさんにMerry Christmas!

表参道は、原宿交差点寄りの歩道橋に登って表参道を下から青山方面に眺めて見ると、お昼でもそれはよい眺めです。しかし夜。この歩道橋からの夜景を写したいという人がたくさんいるので、交通整理スタッフが橋に待機して「立ち止まらないでください」を連呼しており、写真がうまく撮影できないからとあまりに長く立ち止まっていると肩身が狭くなります。イルミネーションそのものももちろんキレイなのですが、参道に林立するハイブランドのブティックが、負けじとイルミネーションを輝かせており、これが見ものです。GYLE原宿の5F『うかい亭』からは、このイルミネーション・バトルがすべて見下ろせるはずです。表参道のイルミネーションは2010年1月10日(日)までの17:00~21:00。

東京ミッドタウンは、パリ・シャンゼリゼ通りを模したツリーのイルミ「シャンゼリゼ・イルミネーション」もきれいですが、やはりメインは芝生公園が一面青のイルミで溢れてまるで星の海のような「グラススクエア」。20分にいちど流れ星が舞い降りて、その後、青い光の海が波紋をさんざめかせながら次々と表情を変えていくわけです。東京の空に星はないと泣く娘、そんな娘はこちらにいらっしゃい、という感じです。イタリア料理『Napule(ナプレ)』のテラス席からのビューがベストだと思われます、寒いかも。ストーブあるけど。こちらのイルミネーションは12月25日(金)23:00まで。

同じく六本木、六本木ヒルズ。こちら、けやき坂のイルミネーション、意外と大人に好評。表参道ほど人ごみでないし、歩くにも坂がきつくないし、ヒルズ2Fウェストウォークに登ればクリスマス・マーケットが。ドイツソーセージ専門店『König(ケーニッヒ)』などが出店していて、本場ドイツのグリューワイン(ホットワイン)やプリッツェル、カリーブルスト(カレーソーセージ)、レープクーヘンも食べれますよ。けやき坂の『北欧デザインハウス』には、北欧のクリスマスグッズがたくさん。クリスマスのプレゼント探しによろし。こちらのイルミネーションも12月25日(金)23:00まで。

さて、銀座のクリスマスでみんなが写真を撮りたいところと言えば『ミキモト』前。こちらは高さ10メートルのもみの木に、赤と白のボール、白熱球色のイルミネーションとザ・トラディッショナルなデコレーション。発光する雪だるまもカワイイです。12月25日(金)22:00まで。

そして丸ビル。丸ビルの吹き抜けホール「マルキューブ」に高さ約8メートルの白く輝くツリー。こちらは6:00〜24:30、12月25日(金)まで。

と浮かれ気分でパシャパシャ撮影して参りましたが、どうもイルミネーションが白く写りすぎてて、思ったよりもキレイじゃないのです、うーむ。
そこでフランス取材から帰国したばかりのカメラマンMACH氏にイルミネーションを美しく撮影する方法を聞いてみました。

「クリスマス・イルミネーションをきれいに撮るコツは夕方撮影すること。
でも、まだ空が明るい日没前、夕方だと空も青く、イルミネーションもきれいに撮影できます。
デジタルカメラの場合、明るいところと暗いところの写せる範囲が狭い。オーバー気味に撮るとイルミネーションのところだけがピカピカ光ってしまったり、暗目に撮ると光が点になってしまいます、

三脚を持っていって、同じ風景を露出オーバー気味と、アンダー気味の2枚撮って合成すると、よいでしょう。でもちょっと難しいかな。オーバーだと空がきれいに撮れて、アンダー気味は光がきれいに撮れる。
これを合成します。

夜景だとISO感度を上げて撮りたくなりがちですが、あまりISOを上げるのはよろしくない。デジカメの機種にもよりますが、800以上にすると画面が荒れてしまうでしょう。それを避けるためにも、長いシャッタースピードで撮影できる三脚がおすすめです。」

言われてみれば、そうです、六本木ヒルズのクリスマス・マーケットには、ヨーロッパからのサンタクロースや天使の人形がたくさんいるのですが、それを撮影に来ていたカメラ少女たち。彼女たちはみんなハンディ三脚を持参しておりまして、デジカメをちゃちゃっと三脚に装着、撮影していました。

かつてモデルの撮影会などに集まるカメラ小僧たちのことを略して「カメコ」と呼んでいたといいますが、昨今ブームのカメラ少女たちは何と呼べはよいのでしょう? 「カメショウ」でしょうか? 
それとも森ガールに対抗して「カメガール」?
カメラ小僧やカメラおじさんと違って長くて大きいレンズをつけたカメラを持っていないところ、あまりたくさんカット数を撮らないところが印象的。
かような違いがあっても、
美しいもの、キレイなもの、可愛いものを写真にして残しておきたい、という気持ちは
カメラ少女も、カメラおじさんも、カメラ小僧も同じである、
と観察しました。

 

 

 

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