旅にも日常にも。ケイト・モス・フォー・ロンシャンの南米コレクション。

(2011.02.08)

60年を超える伝統を持つブランド『ロンシャン』に、昨年2月にデビューし大きな話題を呼んだのが、ケイト・モス自身がデザインを手がけるバッグライン「Kate Moss for LONGCHAMP(ケイト・モス・フォー・ロンシャン)」。仕事での移動や旅に慣れたケイトの「バッグは見た目の美しさと同じぐらい機能性も大切」というポリシーが徹底したコレクションは、これまでのバッグに飽き足りなかった女性の心をとらえ、ロンシャンのアイコンシリーズに成長しました。

その『ケイト・モス・フォー・ロンシャン』が、3シーズン目のコレクションを発表しました。デビューシーズンの「ロックン・カジュアル」、2シーズン目の「ネオ・ヴィンテージ」に続き、今回のテーマは「FARAWAY(ファラウェイ)」。ケイトが南米ペルーを訪れた体験からインスパイアされ、遠い異国への旅をテーマにした作品が生み出されました。

「キャンバスバッグが大好きなのに、スマートなものがなかなか見つけられなかった。でもこれはカジュアルでいてシック。完璧よ」とケイトが述べたように、レザーブランドとして知られているロンシャンにとって、新たな素材への挑戦となり、革新的なクラフトワークが施されたコレクションに仕上がっています。

「FARAWAY ON THE ROAD」では、コットンリネンのキャンバスとレザーのコンビネーションによって、カジュアルで上質なバッグが誕生しました。トレンドのマニッシュなメッセンジャータイプや、スクエアフォルムのトートバッグは、カジュアルとエレガントが融合したようなデザインをはじめ、全部で4モデル。カーキ×カーキ、エクリュ×タンの2色展開で、コロニアルを感じさせる色使いも新鮮です。
 

「FARAWAY CHIC」では、柔らかなカーフスキンの表面にワックス加工を施したレザーを選んで、そこにヴィンテージライクなディテールを絡ませたアイテムが特徴的です。ボヘミアンと手仕事技を感じさせる、編み込みのストラップになったバッグとポシェットなど、ヒッピーなムードのコレクションがお目見えします。

さらに、ファーストコレクションから続いている、肩にも掛けられる、今やベストセラーとなったダッフルバッグ「グロスター」は、ケイト本人のスタイルを最も反映させているモデルとして知られていますが、こちらも、ホワイト、ベージュ、カーキというエコロジーな色が新色として加わりました。

「FARAWAY EXOTIC」では、ケイトがペルーで見つけたエスニックなバッグからヒントを得て生み出された、バケツ型のバカンスバッグが登場。素材にはコットンリネンが使われていて、マルチカラーのストライプが楽観ムードを醸し出しています。
 

一方、ラフィアの型押しが施されたソフトなカーフレザーのバスケットバッグも展開されます。こちらは、レザーブランドとしてのサヴォワール・フェール(職人の技とノウハウ)が集約されたラグジュアリー感たっぷりの逸品です。

両タイプとも、通常の籠バッグとは違って、引っ掛かりが気になるシルク素材やニットなどの繊細なテキスタイルの洋服を傷つける心配なく持つことができるのもうれしいところ。デイリーにもトラベルにも使いたくなる究極のバスケットバッグと言えそうです。

リラックス&ナチュラルな装いが気分の今シーズン。機能的でファッショナブル、そして、こだわりのあるディテールが随所にあしらわれたバッグは、着こなしをよりグレードアップしてくれそう。この春のファッションに合わせて、トラベルにもデイリーにも使えるお気に入りバッグを見つけてみて。

 

Kate Moss for LONGCHAMP 3rd collection “FARAWAY”

2011年3月9日(水) 全国発売
ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)
Tel. 0120-150-116
longchamp.com
twitter.com/longchamp_jp