森島久のオレに着させろ! – 4 - 『MIGHTY-MAC』(マイティーマック) Vol. 2
(2010.02.25)さて前回、いかがだったでしょうか? まだまだ続きますマイティマック。もともとはバラクーダーを探しに行った時に偶然出会ってしまった事は前回触れました、そしてあえてジャンバーという表記にしましたが、その当時上着は全て「ジャンバー」と総称されていて、スィングトップという言葉が中学生のオレには超カッコいい響きで、めっちゃ憧れていた記憶があります。そーそー、生意気にも当時から既にスィングトップと言ってましたね。なので、古着屋でも、「レッドのスィングトップはどれやー!!」と心の中で叫んでました。ちょっとした思い出ですな。
ボートジャケット(フラッグパネル トリコロール)
実は……オレはトリコロールカラー好きなんです。 |
ボートパーカー(ネイビー)
大型のTジップを装着したネイビーパーカージャケット。そう、きました! 得意のネイビー。しかし、今回のコーデはボーダーニットに、かなりいけてるザムラーのアンカー刺繍入りのショートパンツ。これは富裕層のセーリングに行く時の感じ。こんなんでヨットに乗れたら格好良すぎます。
このパーカーのすごいところはバックを装着できちゃいます。 |
番外編 プレスルームにて。
信岡さん「これ見てくださいよ!」とボートパーカーに付けるバックのロゴについて談笑。字体までオリジナルのままという、見えないところまでこだわってます。 |
今度は裾のドローコードの留め金具!! 留め金ですよ、それも当時のまま忠実に再現してます。ええもん作るためにはここまでやります。小山さんからボートジャケットの裾両脇の三角リブについて説明を受けました。 |
ボートパーカーとボートバックを取り付けるフック。これももちろん当時のまま再現。一枚物の金属板を曲げて作りあげていて、復元にはかなり苦労したというエピソードあり。もちろん当時と同じくイカリの刻印つき。ほんまに、いい仕事してますわぁ。
最後に、35サマーズの信岡さんと小山さんは、若いのに本当に現行物からビンテージ物まで、どんなジャンルのウエアーにも知識豊富で尊敬しちゃいます。やはりプロダクトに従事する人はこうでなきゃ。いや~頭が下がります。これからも頼りにしてまっせ!!
SPECIAL THANKS !
stylist:yuzo nakamura, hair&make:norihide kose, photo:MACH