暮らしに求める価値観の高まりが、私どものお客様に見えてきたことと、”DESIGN”という言葉の意味合いを、伊勢丹リビングとして表現できたらという思いが、『デザインタイド』のサテライト会場として『イセタンデザインウィーク』の開催をスタートさせました。昨年より『三越伊勢丹デザインウィーク』として、伊勢丹新宿店、見本橋三越本店、銀座三越にて衣食住すべてのカテゴリーに渡り様々なイベントを展開します。

「HAND MADE BY / FOR ME」というテーマのもと『三越伊勢丹デザインウィーク2013』では約30の展示がなされます。

時流に流されない、等身大の暮らしに寄り添う逸品。時を経ても、いつもそばにいてほしいプロダクトを紹介します。

伊勢丹新宿店本館1F ザ・ステージで開催される『ふしとカケラ』MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonenは、『マルニ木工』と『ミナ ペルホネン』のコラボレーションです。今まで製品に使用されてこなかった端材や特徴的な木目に注目した一つひとつの顔が異なる『マルニ木工』HIROSHIMAアームチェアに『ミナ ペルホネン』の生地の”カケラ”をパッチワークし、スペシャルアイテムに仕上げます。

『三越伊勢丹デザインウィーク2013』でありながら、暮らし＞デザインを共感できるデザイナーは？　というアプローチと、色褪せないデザインという価値観を共有できるデザイナーは？　という二つのアプローチからの必然。『マルニ木工』と『ミナ ペルホネン』のコラボレーションを思いつきました。

この夏伊勢丹新宿店本館5Fに日本初のコンセプトコーナーショップをオープンさせた『マリメッコ』のお店『MARIKAUPPA』でクラシックプリント『PUKETT』柄の限定アイテムの販売（本館5F＝ザ・ステージ#5）、デンマークの老舗ブランド『フリッツ・ハンセン』の名作「セブンチェア」に色とりどりのスペシャル・バージョンの貼り地が登場する『フリッツ・ハンセン meets デザイナーズ・ギルド（Fritz Hansen meets DESIGNERS GUILD）』（本館5F＝家具）、繊細な色合いで人気のスウェーデン人陶芸家ベルント・フリーべリのヴィンテージ・コレクション（本館5F＝グローバルダイニング）、青木良太、岡崎裕子ら現代陶芸作家約10名がルーシー・リーへのオマージュを捧げる『LIFE is ART ～ルーシー・リーにあこがれて〜』（本館5F＝グローバルダイニング）など。

日本橋三越本店では仏具、茶道具の老舗として知られる『能作』が昔の茶道具をアップサイクルする『Upcycle〜現代に感じる高岡・能作伝統の技術〜』（本館5F＝リビングステージ）。銀座三越では注目の女性たちの世界観、価値観を共有できるプロジェクト『輝きを放つ日本の女性目線〜メッセージ・オブ・ライフ』（8F＝リビングフロア）。ifs 未来研究所の川島蓉子さん、ファッションスタイリストの犬走比佐乃さんらがセレクトしたアイテムを紹介します。