ドキドキわくわく初体験 ♥  2010年春夏コレクションの展示会@スワロフスキー 銀座。

(2009.10.30)

そこのけそこのけー(自転車のベルを鳴らしながら)新米田舎娘はこれからスワロフスキーに取材に行くのじゃあ!……おっと、申し遅れました。わたくし、マガジンハウス新入社員、間野加菜代と申します。入社してもうすぐ1ヶ月、ペーペーでございます。

今日はわたしの初・取材@スワロフスキー。2010年春夏コレクションの展示会に行って参ります。ドキドキです。マガチャリ(マガジンハウスの自転車)のハンドルを握る手も震えます。フラフラの武者震い運転です。一緒に行くわたしの心の支え、島田センパイと小松センパイもマガチャリです。チョウシ屋さんのコロッケサンドを片手に、マガチャリ3人衆は銀座を疾走、銀座の宝石箱へ、いざ!

『スワロフスキー 銀座』前で満面の笑みです!

実は、田舎娘もとい芋娘のわたしはスワロフスキー初体験。何度もお店の前を通ることはありましたが、入る勇気なし。だって、キラキラしているのだもの。銀座のスワロフスキーのキラキラ度は群を抜いております。ホラホラ、入り口も。階段も。芋娘の心も踊ります。

さてさて、この芋娘も知っている、超有名なクリスタル・ガラス製造会社のスワロフスキー。ファッション業界とも繋がりが深く、50年代にはココ・シャネルやクリスチャン・ディオールともジュエリーのコラボをしていたんです。時代を引っ張るクリエイター達と協力し、ファッション・ジュエリー界を刺激し続ける。そんなポジティブな姿勢は今も健在。副社長ナディア・スワロフスキー率いる『アトリエ スワロフスキー』は、各分野を超えた気鋭のクリエイター達が、それぞれの解釈をクリスタルにこめて創り出す、まさにアヴァンギャルドなコレクション。

腹がへっては戦ができぬ❤ あっ、ソースが口に…。
入り口。こんなところまでキラキラが。
階段はさらにゴージャス!
フムフム。メモメモ。(チラッ…)ネックレスがどうしても気になるわたし。
天井からクリスタルのつららが!圧巻!
見えますか?脚のところもスワロフスキーぎっしり。
一面のクリスタルたちは光を反射してオーロラのように輝いていました☆
憧れのスタイリスト、原由美子さん。やさしい笑顔がすてきです。

2010年春夏コレクションを発表するクリエイター達は、ザハ・ハディド(建築家)、ジェイソン・ウー(ファッションデザイナー)、マシュー・ウィリアムソン(ファッションデザイナー)、ニコラス・カークウッド(靴デザイナー)。ちなみにパブリシストの関麻衣子さん達が首にかけているネックレスは、09年春夏クリストファー・ケイン作。インパクト大。

Zaha Hadid
ザハ・ハディドのネックレス。オーガニックなフォルムが秀逸。各アイテム限定50個のコレクションとして販売される。プレミアム感間違いなし。169,995円
Matthew Williamson
マシュー・ウィリアムソンのネックレス、「Rose」アーティスト、ジム・ランビーからインスパイアされた幾何学的なデザインがウィリアムソンの鮮やかな色使いと見事融合。色違いの「Sky」もある。95,025円
Jason Wu
ジェイソン・ウーのネックレス。後ろで結ぶリボンがロマンティック。艶やかな赤紫「Lava」。漆黒の「Obisidan」もある。63,000円
Nicholas Kirkwood
ニコラス・カークウッドのリング。英国の若手靴デザイナーが初挑戦するジュエリーは、シャープなカットラインながらもフェミニンな仕上がりに。各26,355円

2階の展示スペースを関さんとお話しながら案内してもらうわたし。スペースの真ん中にどどーんと置かれたソファには、一面にスワロフスキーが輝いてます。座れないよ、とためらうわたしをよそに、ちゃっかり座っちゃう島田センパイ。さすがです。「ちなみにこのソファいくらなんですか」と無邪気に聞く島田センパイ。「800万円です(ニッコリ)。」一瞬センパイのおしりが宙に浮きました。

もちろん上記の4人の作品も拝見しましたよ。中でもわたしのお気に入りは、ザハ・ハディドのジュエリー。建築家が、ジュエリーデザイン? と首をひねられたアナタ、ハディドさんをナメてはいけません。建築界の女帝が創るジュエリーは、主張しすぎないオーガニックな曲線フォルム。ピンクベージュや優しい珊瑚色がとてもフェミニンなのです。驚きなのは、アクリルに埋め込まれたクリスタル。スワロフスキーの定番キラキラではなく、マットな輝きが個性的。「宇宙のような神秘さと、深みがあります」と関さん。素材としてのクリスタルの可能性を、クリエイターの想像力が最大限にまで引き延ばす。進化するジュエリーの最先端、ここにあり。

 クリスタルに目を奪われている最中に、おしゃれで何とも品ある女性の姿が……。目をこすってもう一度その姿を確認すると、スタイリストの原由美子さんが! 芋娘の心は興奮で口から飛び出んばかりです。原さんは素敵な笑顔を向けてくださいました。
 帰り道、またキラキラ階段を降りて一階に行くと、何やらお客のおじさまの視線を感じます……。「こんな芋娘が2階に行けるのならおれも」と2階に行こうとするおじさま。あえなく従業員の方に止められておりました。ネバーマインド、わたしだって島田センパイと小松センパイがいなかったら間違いなく引き止められてます! ではでは、こんな感じで芋娘の初取材はおしまい!

 

スワロフスキー 銀座
Tel: 03‐3289‐3700
東京都中央区銀座8‐9‐15
JEWEL BOX GINZA 1-2F
11:00‐20:00 
年中無休