ウェスティンホテル東京で贅沢リフレッシュ！　何もかもが極楽の1日を完全リポート。

(2009.07.30)

夜は、最上階・22階のフレンチレストラン『ビクターズ』へ。フランス人エグゼクティブシェフのニコラ・シュヴロリエ氏が生み出す、日本の食材を取り入れた新感覚フレンチのコースをいただきました。日本に来て8年。フランスにいた頃から和食店で修行の経験もある、かなりの日本通のシェフ。なんと、極真空手歴6年というツワモノでもあります。和食を作ることが好きで、得意料理は天ぷら！　和だしやソースもすべて一から。メインディッシュに添える野菜にも、ひと手間もふた手間もかけるこだわりようです。ソースも、ゆずやわさび、梅など和の素材を取り入れて新たな世界を作り出しています。

今回いただいた料理は、8月31日（月）まで実施中の宿泊とフレンチディナーがセットになったプラン「夜景＆フレンチサマーディナー for two」のコース。前菜の帆立貝のカルパッチョは、ムースのようなふわふわの梅ソースで爽やかな風味に。季節野菜のポタージュは冬瓜のポタージュ。バジルオイルの豊かな香りの後に、後からじんわりと口の中に広がるスパイシーな風味は、かくし味のしょうが。見た目ではわからないうれしいギャップに何度も驚かされます。メインは、牛フィレ肉のポワレ。やわらかい上質な牛肉は、ほんのり香る柚子がアクセントに。和だしで煮た茄子などの野菜も和食の料理人顔負けの奥深い味。最後は、フレッシュなグレープフルーツとまろやかなタピオカのバランスが絶妙のゼリーや、甘さ抑えめのルバーブの焼菓子を盛り合わせた本日のスペシャルデザート。どれもシェフの自慢の品々。期待を裏切らない、最高のコースです。東京タワーやレインボーブリッジをのぞむ東京の美しい夜景を眺めながら、舌つづみ。う～ん、なんて贅沢！　