おしゃれ花嫁ファイル – 5 - “2人らしさ”を重視した、華やか大人ウエディング。

(2009.12.14)

アパレルメーカーのMDを務める治美さん。同業種の航さんとの結婚パーティは、“2人らしさ”が溢れ、とってもおしゃれで華やか!「既製品や、業者におまかせではなく、自分たちがこれまでに見たり、触れたり、食したりしてきたものを可能な限り取り入れ、2人のバックグラウンドをイメージしていただけるような“自分たちらしさ”にこだわりました」と治美さん。挙式から二次会まで、会場は目黒の『CLASKA』で。
フルオーダーのコーディネイトから、おふたりの大切な時間にリンクした音楽、ゲストの写真を使用したショートフィルム、頼み込んで実現した、お気に入りのクッキーの引き菓子まで、2人の想いがこもった、大人ウエディング。素敵なドレスに身を包んだ治美さんは、まるでプリンセス!天真爛漫な治美さんの魅力をたっぷりと再確認した、ゲストたちなのでした。

 

挙式&披露宴コーディネイト

ウエディングドレスは、叔母様(長年アパレル業界におつとめのおしゃれマダム!)のご友人のアトリエ『kotobuki_Dress』でオーダー。好みのデザインやディテールを伝えて、出来上がってきたデザイン案が素晴らしく、何の心配もなく全てをおまかせしたとか。テーマフラワーにしたアガバンサスを束ねた、シンプルで大人っぽいブーケを手に。

新婦衣装
 ドレス 『kotobuki_Dress』でのオーダーメイド
 挙式のアクセサリー お母様からのプレゼント
 披露宴のアクセサリー 『petite robe noire』

新郎衣装
 タキシード 『Dior homme』

マリッジリング 『galante visconti』

『galante visconti』のマリッジリング。
『petite robe noire』のアクセサリー。
パンプスも『Christian Dior』。
都心を一望できる屋上テラスでの挙式。
退場のときの“ハルミスマイル”!
白とグリーンをメインカラーに。
バックの大きなリボンもアクセント。
両家のご両親と一緒に、ファーストバイト。
ゲストの衣装も個性的で華やか。

 
 

二次会コーディネイト

『CLASKA』1Fのダイニングカフェ『KIOKUH』を貸し切っての二次会パーティ。こちらのドレスは『Christian Dior』!ペールピンクの上品なエンパイアドレスがとてもお似合いです。披露宴よりもさらにカジュアルな雰囲気のパーティーで、新郎も新婦も酒豪っぷりを発揮したとかしないとか……(笑)

 
 
新婦衣装
 ドレス 『Christian Dior』
 アクセサリー 『petite robe noire』

新郎衣装
 タキシード 『D&G』

今でも仲良し!昔の職場の同僚たちと。
新郎の先輩で、自称“ハートフルアーティスト”『Motokey』さんから前日に届いたサプライズギフト。急遽ウェルカムボードに。
ご主人が突然会議室に呼ばれると、そこには大勢の同僚が待ち構えていて……これまたサプライズ!

 
 

ほかにもこんなに“2人らしさ”が溢れてます。

 
テーマフラワー

アガバンサス。ギリシャ語の「愛の花」を意味する語。「“実直”、“優しい気持ち”という意味もあり、自分たちが感じるウエディングのイメージにフィットすると思って」

 
BGM

2人の大切な時間にリンクした選曲。最も思い入れのある曲は、Joe Dassinの「Les Champs-Elysées」。
「誰もが知っている有名な曲だけれど、私たちにとっては、何か新しいことを始めたり、前向きに物事を考えたりと、ポジティブなメッセージがメロディーにもリリックにも感じられる曲。披露宴、二次会ともに、退場の際に流しました」(治美さん)
「他のBGMはオールジャンル!二人の大好きなフレンチバンド・Phoenixや、Sebastian Tellier……etc
入場は、New Orderの“Ceremony”、80s’を中心に、élRecordsやCherry Red RecordsからThe King of Luxembourg,Would-be-Goods~その流れで、出席してくれたゲストとの10代の思い出がいっぱい浮かぶ、私が死ぬほど聴いて、今も聞いてる90s’初期の日本の音楽~~そして最後に、édith piaf の“non, je ne regrette rien”をエンドロール的に流しました」

 
ショートフィルム

ストップモーション・アニメーション風に。両親、友人、会社の同僚の写真、手描きのメモや切り絵などの静止画を1,000枚近く使用し、10分程度のショートフィルムを作成。

 
引き菓子

「私の大好きな『レリーサ』のオーガニッククッキーをどうしても引き菓子にしたくて、なんとかお願いして“女性限定”でお渡ししました。ゲストからは“おいしい!”と大好評でした」

 
ヘアメイク

「主人の親友である『アクア表参道店』の店長が、好意で引き受けてくださいました。ヘアもメイクも彼におまかせで。当日、彼も挙式、披露宴にご招待していたのでヘアチェンジの予定はありませんでしたが、中座後、なんと控え室に来て、その場でヘアスタイルを変えてくれたんです……!」
 
 
 
周囲からのサプライズも満載、2人の人柄が伝わるような
あたたかくて楽しいピースフルなパーティでした。
治美さん、航さん、いつまでもお幸せに!!