伊勢谷友介さん率いる創造性豊かな「ヒト」たち。 魅力的な「モノ」たち。

(2010.02.10)

2010年1月26日、フランス大使館旧館にて開催された『REBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)新プロジェクト【再会】 プレス発表会』に伺いました。

リバース・プロジェクト代表 伊勢谷 友介 氏・副代表 龜石 太夏匡(かめいし たかまさ) 氏をご紹介したのは、MC担当された政井マヤ アナウンサー。(政井マヤさんは、なんでもリバース・プロジェクトのコンセプトに賛同されたそうです)。

私が今回の発表会へ伺う事になったきっかけは……昨年の12月、伊勢谷さんが母校(東京芸術大学)の方々とご一緒のところに……あつかましくもお邪魔を致しました。伊勢谷さんが白洲次郎さんを演じたNHKドラマスペシャル『白洲次郎』をご覧になった方は、きっと共感されると思いますが、神戸出身の私たちにとっては、白洲次郎さんは英雄です!! その白洲次郎さん役の伊勢谷さんが、本物の白洲次郎さんの如く……私のお喋りを聞いてくださいました。(その節は、本当にありがとうございました。)そして、今回ご案内の『リバース・プロフェクト』発足について、熱い想いを伺いました。

本来なら捨てられてしまう廃材を利用し、再生させて息を吹きかけ『リバース・プロフェクト』
「ちゃぶ台」(丸)は使わない時は、立て掛けてオブジェにもなります。
柄は注文時に依頼をすることが出来るので個性的な絵を!

日本人が使う家具の原点といえば…そうです「ちゃぶ台」。「巨人の星」、「寺内貫太郎一家」を思い出した方…同世代です(笑) すみません余談でした。そして、リバース・プロジェクトによって、使い心地が良いのはもちろん、使わない時には収納するのではなく、オシャレに見せてしまう。私のお気に入りは「ミラー型ちゃぶ台」です。スタンドミラーは、普段使うことがなく、た~まに着物を着る時に使う位であとは……それが何と「ちゃぶ台」になるとは、目からウロコです!! 

「心をカタチにして、思い出を大切に残していきたい。」

本来なら捨てられてしまう廃材を利用し、再生させて息を吹きかける。しかもモトの姿より、より一層の輝きを見出してくれる伊勢谷さんとスタッフの方は、廃校になった小学の利用や、使われなくなった田畑の再生を図り、収益の一部を社会活動にも役立てたい。と語っていました。『リバース・ビレッジ』が完成するのを楽しみにしています。

私は、この言葉が胸に残りました。またまた、白洲次郎さんのお話になりますが、田舎にこもって田畑を一から教わり、野菜やお米を作っていたシーン。きっと、近いうちに伊勢谷さんも同じように鎌を振り上げて土を耕している姿が目に浮かびます。

アメリカでは、ダイエット食として既に発売中! 『ベーグルチップス』

規定外の形やサイズになってしまった廃棄ベーグルを薄くスライスし、焼き上げた『ベーグルチップス』です。油で揚げていないので、低カロリー。しかも、美味しいのです。

「ブルーベリーベーグル」には、ちょっぴりシュガーを! 
チョコや抹茶など色々な味のベーグル。
チーズ系ベーグルにハーブをトッピング。

『REBIRH PROJECT』代表 伊勢谷友介さん
人類が地球に生き残るためのプロジェクト『REBIRH PROJECT』

日本ではまだ発売をしていない『ベーグルチップス』ですが、『コーシャベーグル』×『リバース・プロジェクト』によって近々発売されるそうですよ! 全種類食べましたが、かなり美味しいです!! (10日経っても湿気てないです。)発売が待ち遠しい~~~。さて、最後に伊勢谷さんからのメッセージです。

「人類が地球に生き残るためのプロジェクト」

僕らの世代は色々な面において、転換期を迎えなければいけないと思っています。社会は自然環境を犠牲にし、テクノロジーを発展させ続けてきました。勿論、僕らもその恩恵を受けて育ちました。ですが、自然環境の変化を目の当たりにし、いま何か僕らに出来ることはないかと考え、この『リバース・プロフェクト』を立ち上げました。

僕らが行動することで様々な才能を持った仲間達が集い、表現して行く場所を構築しようと考えたのです。様々な分野で、プロジェクトを立ち上げることで、それが大きな流れとなり、社会や自然環境が少しでも良い方向に向かえば良いと思っています。僕は一介の表現者に過ぎませんが、少なからず影響を与える立場であるならば、自分が正しいと思う価値観を信じ、言葉にし、行動に移し、発展して行く責任があると思ったのです。『リバース・プロフェクト』は今後、様々な活動を展開していきます。
(『REBIRH PROJECT』代表 伊勢谷友介)