カメラボ – カメラ研究室 –世界初3Dカメラがフジフィルムから発売されていた！FUJI FINEPIX REAL3D W1

(2009.11.04)

画像がすごい！＆作家系の方にはぜひ。

Ｒ：そうだね。
でも、このアドバンスト３Ｄ撮影の二つの機構を使って、何か別な表現ができると面白いと思うな～～。
これは応用の仕方がたくさんあると思うのでワクワクするね。
撮り方が簡単なのが売りっていうデジカメはたくさんあるし、このカメラもいずれそうなるんだろうけど、
今は自分で工夫して撮れる余地がきっとたくさんあるから、
作家系の写真を撮りたい人にはいろんな使い方ができそうなんだ。

Ｑ：ちゃんとわかってくると、たくさんのことが出来て遊べそうですよね！
私は簡単でないのは苦手ですが、それでもカメラの液晶を見てると、飽きないですね～～。
３Ｄの画像ってやっぱりおもしろい！
それに簡単モードでも３Ｄ撮影はできるし、動画もＯＫ！
プリントアウトしたのは、飛び出す絵本みたいに見れるんでしょうか？

Ｒ：撮影した画像を見るには3Dビュアーで見るか、今みたいにカメラの液晶、
或いはFUJI専門店での3Dプリント2LとKGに限られるのは残念だけど、
まだしょうがないよね。
ここまで来たのだってすごいことだと思うし。
プリントについて言えば、これは将来、より大きなプリントをめざしているそうで、
ウエディング、記念写真、風景、ペット、ポートレイトにしたら楽しそう！
もちろん3DTVが発売になればこれでも見られるから、なんか3DTV欲しくなっちゃうなあ。

Ｑ：もし、3Dの写真を貰ったらうれしいですね！。
プリント代は安いのでしょうか……？

Ｒ：3Dにする場合にはまだ一枚500円くらいかかるし、FUJI専門店での作業なので時間もいるよね。
最先端の時代の風を感じることができるんだから、これくらいの値段は許せるかな、と僕は思うけど。

Ｑ：あの、、赤と緑のメガネでは見られないんですよね……。

Ｒ：あれでは無理。ビュアーじゃないと……。

Ｑ：そっかー。私もこのカメラの液晶見て、これ買ったら、絶対3DTVを買いたくなりそう、、。

Ｒ：この先きっといろいろな進化を遂げていく楽しみなカメラだね。このカメラを今持つのに意義があるのは、やっぱり最初の物っていろんな開発者の苦悩とか工夫が感じられること。哲学の塊みたいなところを味わえること。それに、まだまだ発展途中のカメラなのは確かなんだがけど、レンズが２個付いた黒のボディはシックでなかなかかっこいい！そこにも僕はやられたね……。1960年代のFUJICA MINIのおしゃれな外観を彷彿させる！

Ｑ：ボディもほんと、素敵ですね。私もFUJICA MINI好きなので、うれしいなっ！
ＴＶとの関連から考えると、ソニーあたりから最初に出そうなカメラな気もしますが、FUJIっていうのもちょっと嬉しい！！

Ｒ：フィルムカメラをまだ頑張って作ろうとしているこの会社が、一番前衛感のあるこの３Ｄにも挑むっていいよね。そういう気迫と自由さのあるFUJIが手掛けるから、僕はすごく期待している。今後はどう進化するのかわからないけど、すっごく将来も楽しみなカメラです！ぜひカメラ店などでは手にとって、その面白さに触れてみてください。